6/25 第38期札幌パートユニオン定例学習会 第1回 ひらく
札幌パートユニオンは6月25日(土)15時より今期第1回の定例学習会を札幌地区ユニオン会議室で開催し、組合員等15名が参加しました。冒頭挨拶に立った吉崎会長は北海道の労働者は時間給契約に限らず月給契約にあっても地域最低賃金から受ける影響は大きいとし、反面自分たちの意見が十分に汲み取られたことはなかったとし、今年を機に札幌パートユニオンとしての「戦略」を考えてみようとしました。山本事務局長の方針提案では最低賃金の意義、審議の仕組み等が解説されこの間の地域行動について総括的説明がされました。2007年の最低賃金法改定を機に生活保護基準との格差見直しが始まり統一地域行動開始の感がありましたが、依然、審議の始まりも分からず、議論経過も不明、自分たちの意見の主張場所がないままに今日に至る、官製春闘ならぬ官製最賃のままでは不安定・不公正であるとしました。そして、今後の取り組みとして①年間行動として最低賃金関連行動を策定する②到達目標の数字と根拠を明らかにする、としました。意見交換では、戦略を多くの非正規から賛同を得られる内容で建てることは大切だが、当面大変ではあっても、都度の最賃の取り組みと合わせて、微調整を加えながら取り組んではどうかとの意見もだされました。札幌パートユニオンは引き続き、最低賃金の取り組みを最重点の取り組みと位置づけ、随時機関会議で取り組みを確認し進めていくとしました。