6月16日、労働政策研究・研修機構(JILPT)はメールマガジン労働情報第1876号を配信し 、帝国データバンクが6月9日に公表した「2023年夏季賞与の動向アンケート」結果を紹介しました。詳細は以下の通りです。
●夏のボーナス、前年より「増加」が4割弱/民間調査 帝国データバンクは9日、「2023年夏季賞与の動向アンケート」結果を発表した。 2023年夏季賞与の支給状況について尋ねたところ、「賞与あり・増加する」が37.4%、 「賞与あり・変わらない」が36.4%、「賞与あり・減少する」が9.3%で、「賞与 あり」が計83.1%だった。 従業員1人当たり平均支給額の前年からの変化は、平均2.4%増加。 大企業で3.5%増、中小企業で2.2%増、小規模企業で2.4%増となった。 帝国データバンク6月9日発表「特別企画:2023 年夏季賞与の動向アンケート」
大中小何れの企業も対前年比で、平均支給額が増加とされています。おそらく正社員の方々への賞与だと思います。今増え続けるパート・アルバイト・契約社員・派遣等非正規労働者への支給はやはりゼロ・寸志でしょうか。労働者の半数近くがゼロ・寸志では賃上げ契機とした景気回復は遠い。