6 月 21日、第 211 回通常国会が閉幕しました。防衛財源確保法やGX関連法、改正マイナンバー法、入管法改悪及びLGBT理解増進方等、多くの問題ある法案が成立しました。何れも根拠・説明が不足しており国民理解の得られぬまま不安をねじ伏せるようにして出来上がった感があります。これに対して平和フォーラムは声明を発出し、各構成組織へ配信しています。以下の通りです。
憲政史上最悪の 第 211 回通常国会閉会にあたって 【声明】
閉会後の記者会見に立った岸田首相は、今後の賃上げについて「リスキリング、日本型職務給の導入及び成長分野への円滑な労働移動」を三位一体とする改革の中で進めるとしました。そして、今年は全国平均を時給千円達成に向けて引き上げ、達成後の方針も議論を行っていくとしました。政府主導の最賃議論、労働法制改悪及び24春闘が進められる気配を感じます。労働者主体の議論運動を展開しょう。