12月に入り、2025春闘に関する情報がドット出てきました。連合中央は11月28日の中央委員会で、2025年春闘の基本方針を確認しました。ベースアップ相当分3%以上、定期昇給分をあわせ5%以上を基本、中小労組は1%以上を乗せして6%以上の賃上要求、としています。この方針開示後、傘下の大手労組はこれにやや上乗せする方針を決めています。大手流通等が加盟するUAゼンセンは「賃上げ要求 は6%を基準」とし、非正規雇用で働く人については「7%目安」、時給引上げ額は「80円目安」に上積みを求めるとしています。金属労協(自動車総連、電機連合、JAM、基幹労連、全電線で構成され組織人員は約200万人)は2025年春闘方針をベースアップ相当分として月額1万2000円以上の賃上げを求める方針を明らかにしました。これに定昇が加算されるので要求総額としては2万円近くとなります。連合芳野会長の出身組織「JAM」は定期昇給分4500円を合わせ1万9500円以上の要求を明らかにています。パートアルバイト中心の合同労組では、今年も実行委員会形式で交渉活動を展開するとし、実行委員会は2年連続で10%以上の賃上げを求める方針を明らかにしました。詳細はNHKの配信する以下のホームぺージを参照して下さい。
NHK 首都圏ナビ 春闘2025 賃上げどうなる?(12月6日 更新)
札幌地区ユニオンは1月25日(土)に第3回組織研修会を開催し、2025春闘方針も含めた、2025総合生活改善闘争方針を議論します。午後をフルに活用し、多方面から議論に挑みます。組合員の皆さんの積極的参加をお願いします。今週中に詳細を発表します。