1月31日、連合石狩地協・札幌地区連合会(以下、「全石狩地域闘争委員会」)は2025年度の春季生活闘争に臨む方針・日程等を確認しました。中央では中小労組を対象とした賃上げを6%以上と設定し、同日に開催された労使フォーラムで経営者団体に説明しています。全石狩地域闘争委員会では賃上げ方針について金額表示を以て提示し、18,000円以上(定昇+格差是正分)としました。また、20歳~65歳まで10段階の年齢別最低月例給も提示しこれを下回らないことを表示しています。これら賃金要求は2月末までに提出するとし、3月11日から13日を「最大の回答集中日(山場)」としました。また、雇用形態別・性別・企業規模別の不合理な給与処遇格差の解消に向けた社会的キャンペーンも実施するとしました。4月23日(水)には地場未解決組合解決促進集会を開催し、全体の早期解決に向け取り組むとしました。今後、要求提出から回答状況まで、都度ホームページ上で「春闘速報」に周知するとしました。札幌地区ユニオンは現在、各単組で春闘要求を検証していただいております。取り組みは年間総合労働条件改善闘争と位置付けています。この数値なども参考に時宜に応じた適切な要求を練り上げましょう。