求む!ハラスメント被害の救済強化

北海道労働局は「労働基準監督署別労働災害統計」で、札幌中央労働基準監督署と札幌東労働基準監督署がまとめた2023年の両署管内(石狩市浜益区を除く石狩管内)の労働災害発生状況(速報値)を公表しました。死亡と休業4日以上の労災件数は、444件・前年比44.4%減と大幅に減少しているとし、対前年比で労災認定の新型コロナウイルス感染者が大きく減り、労災件数が減少したためとしました。今朝の北海道新聞15面地域の話題で詳細を報じています。
 今、相談現場ではハラスメント被害の相談が増えています。人手不足とはいえ職場の苛め・ハラスメントは減っていない感があります。総ストレス化でしょうか。職場のハラスメントでは被害者が孤立し精神的疲弊が大きく労災申請がとても困難です。労災認定件数が減ったとは言いつつも、ハラスメント被害による労災申請受理状況は被害現場の数に比例するとは言い難いのが実感です。「ハラスメント被害は労働局・労基署へとの周知強化をお願いしたいです。
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