労働政策研究・研修機構(JILPT)は5月30日、メールマガジン労働情報第2061号を配信し、5月28日の連合中央委員会で確認された「2025春季生活 闘争中間まとめ」を紹介しました。内容は以下のとおりです。
●「新たなステージの定着に向け前進」と2025春季生活闘争を中間総括/連合の中央委員会 連合(芳野友子会長)は5月28日、都内で中央委員会を開催し、「2025春季生活 闘争中間まとめ」を確認した。 直近の回答集計では、2年連続で定期昇給相当込みの賃上げ率が5%台となっており、 また、定昇相当を除く賃上げ分は過年度物価上昇率を上回っていることから、中間まとめ はこれまでの闘争全体の評価について「新たなステージの定着に向け前進した」と総括。 一方、格差是正の取り組みについては「格差拡大に歯止めをかけるには至らなかった」 とした。(JILPT調査部) 5月28日の連合中央委員会で確認された「2025春季生活 闘争中間まとめ」
前日の全地方連合会の会長が参加した記者会見では連合北海道の須間会長等が地方の生活向上・景気回復に向けがん張ると決意表明しています。中間総括の「格差拡大に歯止めをかけるには至らなかった」という状況が、地方の踏ん張りで少しでも改善するよう、私たち地場中小労組に結集する労働者は頑張りましょう。今すぐ結果はでずとも、粘りと継続と連帯で改善を引き寄せましょう。