運輸労働者の大産業別組織「交運労協」(正式名称=全日本交通運輸産業労働組合議協議会/18構成組織・組合員約60万人/4組織連合未加盟/住野敏彦長)は12月10日、組合員約2万人への調査により直近2年間で約半数が顧客からの嫌がらせ「カスタマーハラスメント(カスハラ)」を体験していると明らかにしました。同発表によれば、タクシーやバスの運転手など、交通・運輸に従事する労働者の約半数に、客からの暴言など「カスタマーハラスメント(カスハラ)」の被害経験があり、「加害者」のほとんどが男性としています。弁護士ドットコムが詳細をホームページで掲載しています。
被害はタクシー、バス、鉄道に集中しています。私たちの地域でもコロナ関連で暴行を受けた、料金踏み倒しに遭った等の被害が発生しています。大量輸送機関の電車・バス内の事件・被害も多発しています。どこから何をすれば良いのか分からず、ちょっとした異変で利用を躊躇うこともあります。人を傷つけても何の解決にもならないのだけれど、どうして・・・と悲惨な報道を見る度に思います。乗務員の皆さん御身大切にして働きましょう。