労働政策研究・研修機構(JILPT)は12月15日のメールマガジン労働情報/第1737号で、厚労省が作成した無期転換ルール対応支援機材を紹介しました。何れも厚労省のホームページに掲載されていてプリント可能です。詳細は以下の通りです。
●無期転換ルールに対応するための取組支援ワークブック」を作成/厚労省 厚生労働省は、「無期転換ルールに対応するための取組支援ワークブック」 を作成した。有期労働契約が通算で5年を超えて繰り返し更新された場合に、 労働者の申込みにより無期労働契約に転換する無期転換ルールに企業が円滑に 対応できるように、演習を交えながら必要な取組について解説したもの。 無期転換ルールへの対応手順を8つのステップに分けて解説している。 厚労省ホームページ「有期契約労働者の無期転換ポータルサイト」 厚労省サイト「無期転換ルールに対応するための取り組み支援ワークブック」
無期雇用転換がイマイチ評判が良くない理由に、労働条件の実質的低下が挙げられています。無期雇用に転換した直後に正社員と同様の定年制度を適用され低賃金のまま数か月後に退職と知らされる。そんなんじゃ、今のままでよい、となります。この辺りの解決が厚労省機材にあるかといえば、一読するかぎり決定打はありません。やっぱ現状打破は交渉ということしかないのでは。頑張ろう!