コロナ禍の厳しさ非正規直撃

CUNN有期雇用プロジェクトチームは同通信309号で、コロナ禍で収入減に苦しむ非正規雇用の女性労働者の調査結果を配信しました。連合本部が3月月31日にプレスリリースした調査結果がベースです。

コミュニティ・ユニオン全国ネット有期雇用プロジェクトチーム通信
(CUNN有期雇用PT通信)309号 20220410

「非正規女性の23%『コロナで収入減』」(4/1毎日など)

新型コロナウイルスの感染拡大で、非正規雇用で働く女性に与えた影響について、「収入
が減った」と答えた人の割合が23%だったことが、連合のアンケート調査でわかった。
21%が勤務日数の減少などを挙げ雇用や収入へのマイナスの影響が浮き彫りとなった。

以上のように、非正規のコロナ禍の影響についての調査のように報道されているが、実際
の調査は、「非正規雇用で働く女性に関する調査2022」という総合的な内容で、他に
も興味深い結果が明らかになっっている(詳しくは以下のサイト参照)。

2022年3月31日発表 連合「非正規雇用で働く女性に関する調査2022」

一口に非正規と言ってもさまざま。調査でも、派遣社員、パートタイマー、アルバイト、
有期契約・嘱託社員、臨時・非常勤公務員と分類されていて、配偶者・子どもの有無など
立場や状況はさまざま。
よく議論になる非正規を選んだ理由。「家事に時間が必要だから」とか「育児や介護に時
間が必要だから」と答える割合は配偶者がいる人の方が高い。固定的性別役割分担による
家庭責任の偏りの影響がうかがえると分析。「正社員・正規職員として働けるところがな
かったから」が、全体では11.4%なのだが、有期契約・嘱託社員に限ると31.5%
と最も高い理由である。個人年収の平均は167.9万円、主な家計収入が「自分の勤労
収入」の人でも214.2万円で、フルタイム(週40時間以上)で働いている人でも、
250.6万円にとどまる。収入だけではない。「時間的なゆとりがない」が38.0%
だだが、子がいる人では44.9%、シングルマザーでは55.1%にのぼる。
〈K〉

※各ユニオンで取り組まれている有期雇用、非正規雇用の相談・交渉事例、争議報告を
お寄せください。 より一層、情報共有、連帯の場としていきたいと考えています。

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個人年収から以下の記載で表示される個人年収は確かに少ないです。それでも65歳以降の年金生活者・世帯はこれ以下で暮らす人がたくさんいます。毎年の北海道季節労働組合の調査ではとても厳しい状況が報告されます。ノーワーク・ノー福祉の感がします。厳しいなぁ~

【札幌地区ユニオン・札幌パートユニオン 組合員の皆様へ 速報】

札幌地区ユニオン第24回定期総会及び札幌パートユニオン第38回定期総会を
開催いたします。4月4日付けで開催案内・参加登録書などを発送しました。
奮ってご参加願います。

札幌地区ユニオン  代表 熊谷敏昭
札幌パートユニオン 会長 新野勝昭

札幌地区ユニオン電話番号変更 011-210-1200です

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