札幌平和運動フォーラムは「憲法ネット103」が主催するシンポジュウム「憲法研究者・行政法研究者が問う! 辺野古新基地建設問題」の開催と参加要請を発信しました。内容は以下のとおりです。2月29日、最高裁は辺野古新基地建設に関する代執行訴訟に関する沖縄県の上告を受理しないとしました。正に民意を無視した強権発動を容認するものです。これが如何に憲法に反するものかを検証する機会です。ZOOM参加です。時間はちょっと遅いですが積極的対応をお願いします。
2024年 3月 8日
札幌平和運動フォーラム発第21号
労働組合委員長
各 級 議 員 各 位
関係団体代表者
札幌平和運動フォーラム
代表幹事 武 藤 敏 史
代表幹事 館 山 政 人
シンポジウム「憲法研究者・行政法研究者が問う!
辺野古新基地建設問題」のご案内
日頃からのご奮闘に心から敬意を表します。
さて、辺野古新基地建設の軟弱地盤改良工事に向けた設計変更をめぐる代執行訴訟は
2月29日付の最高裁第1小法廷で沖縄県の上告を受理しないことを決定しました。
これによって国交相が沖縄県知事に代わって承認する代執行を可能とした福岡高裁那
覇支部判決(2023年12月)が確定しました。
本来、対等・平等である地方分権改革以降の国と地方自治体との関係を蔑ろにし、地
方自治の精神を踏みにじる国の強権発動は断じて許されません。また、辺野古新基地建
設をめぐる代執行と工事の強行は、決して沖縄だけの問題ではありません。安保3文書
の閣議決定から空前絶後の軍事費増強にひた走る岸田政権は、基地建設・強化を日本全
国で進める可能性があります。
こうしたなか、憲法研究者・行政法研究者によるシンポジウムがZOOMで配信され
ます。この度、平和フォーラムからご案内がありましたので、視聴を希望される方は下
記にてお申込いただきますようお願いいたします。
記
1 日 時 2024年3月15日(金)18時30分~20時30分(予定)
2 内 容
■報告1 「辺野古裁判の現状と地方自治の危機-司法権が果たすべき役割とは?-」
徳田 博人 さん(琉球大学教授・行政法)
■報告2 「『安保3文書体制』の下での辺野古裁判」
小林 武 さん(沖縄大学客員教授・憲法)
■司会 飯島 滋明 さん(名古屋学院大学教授・憲法)
3 主 催 憲法ネット103(HP:https://kenponet103.com/)
4 申 込
視聴を希望される方は、kenponet103@gmail.comへ直接お申込ください。
折り返し、招待用URLが送られてきます。
以 上
シンポジュウム「憲法研究者・行政法研究者が問う❕辺野古新基地建設問題」のご案内 チラシ(印刷はこちら)
札幌パートユニオンの第3回定例学習会で視聴した映像が目に浮かびます。住民説明といいながら、住民恫喝のような集会、肝心部分は全く説明されません。仮想敵国からの攻撃を想定したシェルターへの避難訓練に日常生活で取り組むことの恐怖は残酷としかいいようがなく、地域分断の恐れすらあります。冷静に過去の過ちと憲法を対比させる時間があっても良い筈です。
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