労働法令違反3600事業所 昨年、道内 監督指導の7割
5月17日の日本経済新聞北海道版に北海道労働局の2017年の監督指導結果を報告する記事が掲載された。皆さん是非一度読んでください。北海道労働局は2017年に北海道内の事業所で労働基準監督署が立ち入って監督指導した5405カ所のうち、約7割の3680事業所で何らかの労働基準関連の法令違反があったと発表しました。この違反内容で最も多いのは労働時間・休日で全体の24%を占めています。このような労働時間を守らない実態があるのに、高プロ・裁量労働制を強行しようとするは何故でしょうか。この法案が可決すれば、この違反が違反ではなくなります。与党の議員諸君はどのような労働者を想定しどのような社会形成を描いているのでしょうか。今の荒れた職場を正さないまま、労働時間の規制を緩めるのは犯罪行為にも等しいものです。与党の議員諸君、よく実態を見てほしい。