9月1日、北海道労働局は友藤智朗局長名で、北海道最低賃金を40円引上げ、時間額960円に改正することを決定し官報で公示しました。 これにより北海道地域の最低賃金は本年10月1日より960円となります。 厚生労働省、北海道労働局では、最低賃金や賃金の引上げを行い、生産性向上に取り組む中小企業・小規模事業者に支援を行うため「業務改善助成金」制度を設け
ており、本年8月31日から「業務改善助成金」制度は拡充されます。詳細は以下をご参照ください。
9月1日 北海道労働局による北海道地域最低賃金改定に関する報道発表
かえがえすも残念なのはやはり岸田首相の発言「2030年代半ばまでに全国加重平均が1500円となることをめざす」です。10年ひと昔と言われ、尚且つ世相の変化が加速する時代において、今要求する回答が15年先に実現することを目指すと言われるのは、やらない宣言に等しい。こんなところと連立を組む野党が出てこないことを願います。