北海道最低賃金審議会は8月5日13時30分より第3回審議を行い、同日午前中までの専門部会議論を取りまとめ、2024年度の最低賃金を中央目安の50円引上げ、1010円とすることで結審しました。7月22日の第2回専門部会で労使双方の参考人から述べられた現状の格差是正、人材育成・確保及び企業間の公正取引のあり方について触れることなく、数字評価に留まる答申となる見込みです。労働団体では既に、この後の異議審査を前にした行動に着手するところも見られ、次年度審議に影響を持つ答申となりそうです。連合北海道最賃対策委員会は第3回審議の模様を2024北海道最賃情報No.3で公開しています。発効は10月1日の予定です。