労働条件の引き上げは「私たちの声から」   4/15札幌パートユニオン第39回定期総会

札幌パートユニオンは4月15日、札幌地区ユニオン会議室で第39回定期総会を開催しました。冒頭、吉崎美恵子会長は中央大手組合の23春闘が大型好況妥結を連発しているが、春闘の役割を考察すれば、中小・零細・非正規の労働者への影響を確認するまでは「23春闘」の評価は保留されるべきとしました。地域最低賃金の議論の中で時間給労働者の我慢強要論が表明されることもあり、増加する非正規時間給労働者の劣後感には憤りすら感ずる、私たちから改善を強く発し続けることが必要、ガンバローと激を飛ばしました。経過報告では最低賃金改善闘争、労働法制改悪阻止に向けた共闘及び憲法改悪阻止と反核平和実現に向けた平和の取り組み等が提案されました。第39期活動方針では経過報告で提案されたこれら3つの重点課題の継続と組織拡大に向けた「分会」結成の取り組みが提案されました。政治方針については、第20回統一地方選挙闘争前半の取り組みで確保できなかった支持候補議席(札幌市議会・1議席/北海道議会・2議席)をカバーするためにも後半の完勝を目指し取り組むとしました。報告提案された議案・予算案は満場一致で可決されました。

私たちが労働条件改善は必要と声を挙げていこうと挨拶する吉崎会長

札幌パートユニオン第39回定期総会終了後、参加組合員は全員「記念講演」と札幌地区ユニオン第25回定期総会へ参加しました。「記念講演」では講師に「島田度弁護士(きたあかり法律事務所)」を迎え、「ハラスメントの無い職場・社会をつくるために」と題して70分間の「熱演」を受けました。参加した組合員は熱心に参加しました。狭い会場で申し訳なく、貴重な講演でした。機会があれば、会場サイズを広げ公開講座として受けたいと感じました。

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