北海道労働局は10月6日、2024(令和6)年度に長時間労働が疑われた事業場へ監督指導した結果を公表しました。監督指導は839事業場を対象に実施され、違法な時間外労働が確認されたものは436事業場(52.0%)に達したとしています。詳細は以下の通りです。
長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果(令和6年度)を公表します ~監督指導の52.0%で、違法な時間外労働の是正を指導~ 北海道労働局(局長 村松達也)では、このたび、令和6年度に、長時間労働が疑われる 事業場に対して、労働基準監督署が実施した監督指導の結果を取りまとめましたので、公 表します。 この監督指導は、各種情報から時間外・休日労働時間数が1か月当たり80時間を超え ていると考えられる事業場や、長時間にわたる過重な労働による過労死等に係る労災請求 が行われた事業場を対象としています。 対象となった839事業場のうち、436事業場(52.0%)で違法な時間外労働を 確認したため、是正・改善に向けた指導を行いました。なお、このうち実際に1か月当た り80時間を超える時間外・休日労働が認められた事業場は、245事業場(違法な時間 外労働があったもののうち56.2%)でした。北海道労働局では、今後も長時間労働の 是正に向けた取組を積極的に行うとともに、11月の「過重労働解消キャンペーン」期間 中に重点的な監督指導を行います。 10月6日付報道機関発表内容はこちらです