介護事業所78.8%の事業場へ是正指導H29

5月29日北海道労働局は平成29年に介護労働者が働く事業場に対して行った監督指導の結果を公表しました。監督指導とは労働基準監督官が労働関係法令に基づき事業場に対する調査を行い、法令違反等の是正・改善の指導を行うことです。労働基準関係法令違反の内容は割増賃金支払いに関するもの、労働時間に関するもの及び健康診断実施に関する事項が多いとしています。介護労働者の皆さんの労働条件改善に向け、本人・利用者・組合員等多くの人が声をあげていきましょう。

北海道労働局発表の資料はこちらです。

高プロ法案は詐欺法案だ!

連合通信隔日版は26日参院厚生労働委員会の質疑内容を整理し高プロ制度の欠陥疑問点をまとめました。その内容がCUNNメール通信NO.1435で配信されました。酷いものです。これは国会内で進められる詐欺行為です。詐欺の手口をしっかりと確認し、廃案としましょう。

CUNNメール通信NO.1435の内容はここをクリックして下さい。

CUNN非正規労働者差別撤廃の取り組み!

労働契約法第18条及び第20条に関わる非正規労働者の差別撤廃の取り組み報告がCUNNメール通信で配信されました。労働相談では当組合にも同じ事例が相当数寄せられます。しかし、実際に権利確保・差別撤廃の主張と共に取り組む事例は僅かです。配信された事例は何れも労働組合を中心に展開するものです。個人の勇気と労働組合の行動力が有機的に結合すると大きなパワーが生まれます。共に頑張りましょう!

CUNNメール通信NO1433 NO1434の内容はこちらをクリックして下さい。

 

働き方改革法案「強行採決許すな」行動を!

今日、参院厚労委員会では安倍首相が参加した質疑が行われます。与党政府はこのまま強行採決を目論んでいます。野党は徹底的に反対するとしています。国会周辺では各種団体・若者・労働者・遺族・家族等が参加し、強行採決反対、働き方改革関連法案反意案の行動を展開します。北海道札幌市では28日正午労働弁護団北海道ブロック所属の弁護士が労働組合員等と共に街宣行動を実施します。働き方改革関連法案反対の行動を、声を出し続けよう!

国会情勢、国会内外の行動及びCUNNの仲間の行動はこちらを参照(CUNNメール通信NO.1431とNO.1432です)

行政の不作為!「残業監視業務の民間委託」

共同通信は、厚生労働省が7月から働き方改革の一環として残業監視を民間事業者に委託し企業の違法対策を強化するとの記事を配信しました。北海道新聞は第3社会面に掲載しました。現状36協定を締結していない事業所は半数であるとし監督実施指導率も4%と停滞することから実施に踏み切ったとのことです。

2018年6月25日北海道新聞朝刊に掲載の記事はこちら

今、労働者の健康と命が事業者の違法行為によって痛めつけられ失われる事態が続出しています。これに対応すべき部署が労働基準監督署であるというのは国民納得のところです。その部署の手が足りないとして民間事業者に委託するというのは、明らかに国民・労働者を馬鹿にし軽視するもので怒り心頭に発します。これは明らかな行政の不作為です。行政の不作為による犠牲者はこれまでも数々あります。厚労省は政府や財政当局に直談判してでも人員増員のための予算を確保するという国民への忠誠心はないのだろうか。私たちは、労働者、労働組合員及び国民の一人として、このような行政の不作為が横行しないよう、あっちこっちで声を出していきましょう!

労働者の権利手帳「2018春闘パンフレット春札闘」

札幌地区ユニオンは6月2日10時より札幌市内厚別区内で「2018春闘パンフレット春札闘(はるさっとう)」を配布しました。組合員18名が参加しおおよそ2千部を個別住宅に投函しました。毎年更新作成されるパンフレットです。是非皆さんもご覧ください。

2018春闘パンフレット春札闘(はるさっとう)の全文はこちら

労働法制改悪阻止!全国キャラバン できることは何でもやろう

◎ CUNNメール通信 ◎ N0.1410 2018年5月23日

 

 報告)5/22日比谷野音集会、労働法制阻止!全国キャラバン

①「働き方改革」関連法案が今日23日にも衆院厚生労働委員会で強行採決されるか
もしれないという緊迫した情勢の中、
5月22日、首相官邸前に全国過労死を考える家族の会が安倍首相への面会を求めて
座り込みを開始しました(本日23日も雨天の中、行われています)。
夜には、日本労働弁護団主催による高度プロフェッショナル制度の導入に反対する集
会が日比谷野外音楽堂で行われ、集会後、国会請願デモが行われた。
請願デモでは、野党の国会議員とエールの交換が行われました。各政党からは、政府
与党による強行採決を絶対に阻止する決意が表明されました。
この集会には、首都圏のユニオンのほか、CUNN事務局が把握している範囲でも、ユニ
オンみえ20名をはじめ、神戸ワーカーズユニオンを含む神戸地区労、静岡ふれあいユ
ニオン、ひょうごユニオン、なにわユニオン、山梨ユニオンからも参加がありまし
た。
同時開催された札幌、名古屋、大阪、福岡の集会とインターネット中継でつながり連
帯が確認されました。札幌では札幌地域労組、札幌パートユニオン、名古屋では名古
屋ふれあいユニオンの参加が確認できました。
また、兵庫では同時間帯に、街頭宣伝行動が取り組まれました。

②労働法制阻止!全国キャラバンが東京着! 「8時間働けば生活できる社会を」労
働法制改悪を阻止するための全国運動実行委員会
連絡先/全国一般労働組合全国協議会、ユニオン全国ネット
さまざまな労働組合、労働団体と全国労働安全衛生センター連絡会議、(特非)
東京労働安全衛生センター、NPO法人派遣労働ネットワークが参加。
・4/17 東京・連合会館で出発集会
・4/20 南ルート沖縄、北ルート帯広から行動開始 …34都道府県40余地域
・5/22 昼 東京行動/争議支援行動、東京労働局申し入れ、日本経団連前抗議行

夜 日比谷野音集会・デモ/日本労働弁護団主催

全国ネット加盟ユニオンの参加状況 (22都道府県)
〈北〉 北海道(4/20帯広、4/21釧路、5/7札幌)
岩手5/9  山形5/14  千葉5/19  茨城、栃木5/21
〈南〉 福岡(4/26福岡、4/27.29北九州) 大分5/20
広島5/8-9  岡山5/10  鳥取5/11  兵庫5/11
大阪5/14   京都5/15
三重5/16  岐阜、愛知、長野5/17  静岡5/18
神奈川5/21
〈四国〉愛媛5/9
〈東京〉5/22

ひきつづき、各地から労働現場の実態を明らかにしながら、
「働き方改革」=「働かせ方改悪」関連法案を廃案に!
8時間働けば暮らせる社会へ!
我々の働き方を勝手に決めさせるな!
と、各地で声をあげよう!
法案阻止に向けてできることは何でもやろう!

労働法制改悪阻止全国キャラバン 大阪・京都行動(関西ネットワーク)!

◎ CUNNメール通信 ◎ N0.1409 2018年5月23日

自民党府本部    警察を呼んで対応!

市民の声聞かず!「出てってください」

(報告)大阪 京都・労働法制改悪阻止!全国キャラバン②/関西ネットワーク〈ユニオン関西ネット共同代表 笠井弘子〉

 

労働法制改悪阻止!全国キャラバン大阪行動の一環で行った自民党申し入れについ
て、5月14日に自民党側が受け取りと回答を拒否したため、22日に再度申し入れを行
いました。
そのときの様子をサポートユニオンwithYOUの堤さんがまとめて下さったのでおご報
告としてお送りします。

*——————————-*

2015/5/22日自民党府本部申し入れ行動の報告

5月22日午後1時からコミュニティ・ユニオン、全労協、教育合同など10名が集ま
り、自民党大阪府本部に『「働き方改革」関連8法案の廃案を求める公開質問』に対
する回答を求めに行きました。

自民党府本部の事務長は「そんなものは知らない、対応も回答もしない、出てくださ
い」というだけの対応でした。
他の対応に出た事務員もただただ「出てください」と言うのみでした。

改めて事前に書面による申し入れを行っていたにもかかわらず、前回の申し入れ行動
に応対する態度と全く変わらず、市民・労働者の声を聴こうとしない態度に申し入れ
行動を行った一同はあきれ返るばかりでした。
あまりの応対に一同が抗議の声を上げると事務長は警察を呼びました。
警察が来るまでの間、抗議の声を上げ続けましたが、『安倍首相の「市民の声には丁
寧に答える」』に反する応対はまったく変わりませんでした。
東京の自民党本部に本日の対応について抗議文と公開質問状を送ることを通告しまし
た。

大阪東署から公安が到着し、まず事務室の外に事務長を呼び事情聴取。公安に対しサ
ポートユニオンwithYOUから堤が名刺を渡し対応、事情を話して何事もなく建物の外
に出ました。

抗議行動終了後自民党本部に抗議文と公開質問状を送ること、各野党に今回の顛末と
公開質問状の内容をメールで送ることを確認しました。

高プロ法案は廃案・削除! 労働法制改悪断固阻止‼

日本労働弁護団北海道ブロックは5月22日18時30分より北海道自治労会館(札幌市)において「日比谷野音集会2018in札幌」を開催しました。この集会は日本労働弁護団が同時刻に開催する「5・22「高プロ」法案に反対する日比谷野音・全国集会」の札幌会場の位置付けで開催され日比谷野音とはインターネットの動画中継で接続されました。
札幌市の他には名古屋、大阪及び北九州の会場が中継されました。安倍政権はこの法案を成立させ将来増大する高齢者福祉予算の削減を意図しているのかもしれません。このような人に働き方に関する法案を語らせてはいけません。
何としても廃案にしましょう。
集会内容の詳細はこちらです。クリックして下さい。

5月22日衆議院厚生労働委員会参考人質疑 神津会長の発言内容はこちら

首相官邸前で座り込み!「全国過労死を考える 家族の会」

◎ CUNNメール通信 ◎ N0.1407 2018年5月17日

「安倍首相、過労死家族の会と会ってください!」過労死家族の
会が座り込みを実施/日本労働弁護団

2018/5/21
2018年5月22日(火)13時半~17時、23日(水)13時~17時、「全国過労死を考える
家族の会」が首相官邸前で座り込みを実施します。

高プロ制度については、5月23日に衆院厚労委員会で採決強行、5月24日に本会議で採
決強行との筋書きが目論まれているようです。

今回の座り込みは、安倍首相に対し、過労死家族の会に直接話を聞くよう求める行動
です。

過労死家族の会は、過労死を増やすことにつながる高度プロフェッショナル制度の導
入に反対しています。現場への応援参加者は黄色か白の花を一輪持参し家族の会への連帯をアピールしようと呼びかけています。

当事者の声を聞かずに強行採決をすることは許されません。