賃金請求権 時効期間2年の延長を求める!

7月9日、日本労働弁護団は「賃金等請求権の消滅時効及び有給休暇の取得促進に関する意見書」を発表しました。内容は、不払い賃金などの請求権の時効2年を改正民法(2020年4月施行)に合わせて5~10年に延長すべき等です。現行労働基準法は賃金等の請求権について2年の時効期間を定めていますが労働者にとっては不利益が大きく、労働相談の現場でも問題視されています。今後の取り組みを注視しましょう。詳細はCUNNメール通信 NO.1452をご覧ください。

CUNNメール通信NO.1452の内容はこちらです。

 

無期雇用転換権強奪提訴!静岡ふれあいユニオン

7月12日、静岡ふれあいユニオンの組合員Aさんは科研製薬を被告とした訴えを起こしました。組合員Aさんは科研製薬より今年3月末日付で雇止めされ本来4月1日に発生する無期雇用転換権を強奪されました。組合員Aさんの主な請求趣旨及び記者会見の模様は以下のとおりです。

CUNNメール通信No.1447の内容及び静岡県庁での記者会見の内容はここをクリックして下さい。

気になる! 赤十字病院の出来事が!?

今日7月11日コミュニティ・ユニオン全国ネット有期雇用プロジェクトチーム通信(CUNN有期雇用PT通信)178号で横浜市立みなと赤十字病院の取り組みが配信されました。障がい者雇用に関する差別問題が内容です。北海道では釧路赤十字病院の看護師パワハラ自殺訴訟が朝刊に掲載されました。赤十字病院でもこの様なことがあるのかと気になっています。

CUNN有期雇用通信178号の内容はこちらをクリックして下さい。

釧路赤十字病院の看護師パワハラ自殺訴訟の記事はこちらをクリックして下さい。

 

 

 

労働政策審議会の労働政策基本部会  連合委員も参加し中長期的な労働政策報告書骨子案を提示

連合通信は7月5日厚生労働省労働政策審議会の労働政策基本部会の報告書案の内容を報じました。CUNNメール通信NO.1446に概要が配信されています。同部会では連合派遣の委員も含めた有識者で構成され、労働政策のなかに「生産性向上」の議論を据えるとし、時間・空間・企業に縛られない働き方の推進とそのための環境整備について今後の道筋を示す、としていてます。概要を読む限りでは、生産性向上の主張は明確に出ているものの、成果の構成配分、とりわけ労働者と生活地域への適正配分の内容が見当たりません。また、何故この議論が出てくるのか、そして誰がこの報告書を求めているのか、このような働き方を求めているかのも見当たりません。またか、との思いを強く抱きます。

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働き方改革関連法案の可決・成立に対する   連合事務局長談話

今日連合本部より配信されたメールマガジンで6月29日付事務局長談話が公開されましたので掲載します(下記のリンクワードをクリックして下さい)。内容はこの度可決・成立となった働き方改革関連法案に対するものです。高プロ制度には断固反対の姿勢を表し、今後の労政審議論の中で労働者の安全を確保のために取り組むとしています。一方労働時間の罰則付き上限規制緩和は評価するものの労働者の安全確保の観点からの取り組みを継続するとしています。組織されていない、組合に加入できない労働者にとって、自分たちの意見の及ばないところで過労死ラインまでの残業時間が許容されるのは大きな恐怖です。残業時間が単月で100時間を超えることのないよう、休日出勤を含めた残業時間が年間で900時間を超えることのないよう、罰則適用時に労働者の心身がボロボロになることのないよう職場の取り組み・監視を強化しよう❢そして、自分たちの手に負えないと感じたときは是非当ユニオンへご相談下さい。

リンクワード「働き方改革関連法案の可決・成立に対する談話」はこちらをクリックして下さい。

 

高プロ制度の欠陥酷い!地域と職場で監視‼

高プロ制度を改めて検証するとその酷さが心に刺さります。付帯決議を成果として喜ぶ議員がいます。何の役にも立たず、あの決議作成に費やす時間がもったいないと痛感します。きょうCUNNメール通信NO.1444が配信され若干の検証内容が配信されました。口惜しさと将来への恐怖そして評価への怒りを糧に廃止に向け取り組ましょう!

CUNNメール通信NO.1444の内容はこちらをクリックして下さい。

いいのか!こんな法案成立!!

連合北海道は29日参院本会議の働き方改革関連法案成立に抗議する緊急集会を大通西3丁目で開催しました。質問に答えない、関連データ改ざんを隠す、労働者12名の聞き取りが法案の根拠等々、悪行の限りを尽くして強引に成立させた法案です。この法案が適用されるのは労働者です。間違いなく被害は増大します。上限規制に罰則がついたことを評価する声があります。違法であった残業時間が違法ではなくなることが評価できるという理屈がわかりません。今苦しんでいる残業時間が更に長くなることに抵抗したくても抵抗できなくなるの不利益変更です。上限規制に違反したとき、罰則がすぐに適用されるでしょうか。労基が申告して直ぐに対応した事例の記憶はありません。死んでから罰則が適用されて誰が喜ぶか、大変に困った事態です。このままでは決して良くありません。死にたくなければ闘うことです。残された道は「闘」の一字です。命を守るために健康に留意して闘おう!

働き方改革関連法案成立への抗議集会、連合北海道出村会長怒りのアピールはこちら

働き方改革関連法案成立抗議集会 参加者怒りの団結ガンバロー! 俺は墓場に行っても闘う!

札幌の他、各地でも抗議集会が開催されています。CUNNからは名古屋の抗議集会の様子が配信されています。全国の仲間・労働者も頑張っています。あきらめず頑張りましょう!

CUNNメール通信NO.1440の内容はこちら。名古屋抗議集会の内容です。

湧き上がる抗議の声 働き方改革法案反対!

働き方改革法案の参議院厚生労働委員会強行採決阻止の訴えが各地で湧き上がっています。CUNNメール通信NO.1436とNO.1438が配信されています。

CUNNメール通信NO.1436とNO.1438の内容はこちらです。

北海道札幌市でも28日・29日に抗議集会が開催されます。皆さんも共に声を挙げましょう!