11月25日労働政策研究・研修機構(JILPT)は メールマガジン労働情報第1824号を配信し、パーソル総合研究所が11月18日に発表した「職場のハラスメントに関する調査」結果を紹介しました。内容は以下のとおりです。
●ハラスメントによる年間の離職者、推計87万人/民間調査 パーソル総合研究所は18日、「職場のハラスメントに関する調査」結果を 発表した。2021年の年間におけるハラスメントを理由とした離職者数は推計 約86万5,000人。うち573,000人が退職理由としてハラスメントが あったことを会社に伝えられておらず、会社が把握できていないとしている。 業種別では、「宿泊業・飲食サービス業」(17.9%)、「医療・福祉」 (14.4%)、「卸売業・小売業」(12.6%)など。 パーソル総合研究所、職場のハラスメントに関する調査結果を発表
上位の業種は当労働相談窓口に寄せられる上位3業種と同じです。こちらの相談内容で共通しているのは「職場定員数が守られていない=人手不足」です。パーソル総合研究所の調査ではどうなんでしょうか。興味深い、とても丁寧な調査です。