最賃中央審目安50円引上 全国平均時給1054円へ

7月24日、最低賃金の中央審議会・小委員会は、2024年度の最低賃金引き上げ額の「目安」を3ランク全て「50円」とすることで合意しました。この目安により8道県が1000円を超え北海道は1010円に引き上がります。ただ、昨年度の審議では24県の地方審議会で中央審議会の示した目安額を上回る引き上げを決めています。今年度の改定協議でも労働者側の委員から最低賃金の低い地方から都市部への人口流出を問題視しB、C地域の大幅な引き上げを求めています。各地方審議会の目安伝達後の議論によっては全国平均が1054円を超える可能性はあります。特に北海道では、1500円に満たない最低賃金は貧困を固定化させる社会問題であると指摘する労働者側参考人の意見もあり、29日以降の議論が注目されます。連合北海道は29日12時15分から労働局前で集会を開催し、最低賃金の大幅引き上げをアピールします。札幌地区ユニオン組合員の皆さんの参加をお願いします。

最低賃金引上げ目安50円を報じるNHKニュース

「最低賃金、過去最大50円増 物価高で時給1054円 新たに8道県が大台乗せ」と報じる ヤフーニュース

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