職場の高齢化に伴い、相当な先輩年代と同室になる場合があります。年代によっては様々な音と映像と共に仕事を進める先輩がいて、結構な騒音として気になる場合があります。若い社員に太刀打ちできる様な年代でも社歴でもないし、悩ましい・・・という相談です。
【相談内容です】
1.相談電話の街頭行動に出会い、チラシをもらい、ホームページ検索して電話した。 2.某金融機関の内勤事務職員。火曜日と木曜日の午後に必ず営業推進会議がある。 会議そのものは30分程度で終了。 3.その会議終了後、正職員営業推進員が出払った後、再任用の高齢推進員が部屋に残り、 テレビ三昧となる。 4.相撲の時期と国会中継の時期が特にひどい。騒音が特に。 年齢のせいか、小用も近く、トイレに行く際はテレビをつけっぱなしにする。 5.気が滅入ってしょうがないし、外線・内線電話の際も気が散ってしょうがない。 相当高齢な先輩で、ひと昔は頑張ったことがある旨を本人は自慢げに話している。 6.仕事時間中のテレビを辞めて欲しい、せめてイヤホンを使うとか配慮して欲しい。 昨日も17時30分退勤のところ、集中できず残務となり、こっそり残って整理 し、19時過ぎの退社。サービス残業。どうすれば良いか。
【以下のようにアドバイスしました】
1.ご苦労をお察しします。メンタルに十分気を付けて過ごしましょう。 2.そもそも仕事中の懈怠行為、職務専念義務違反。その観点から本来注意すべきところ。 でも、職歴・経験・年齢差を考えると、本人対応が困難なのは当然。 3.まず、本人の上司に相談すること。その手の高齢従業員は対応方を誤ると、本人へ 過剰ともいえる攻撃を加えることがある。 4.でも、職責の上の者には従順なところがあるのも事実。 会社内の円滑な業務推進のために、何とかして欲しいと上司に頼むのが良い。 それで変化なしであれば、北海道労働局の雇用環境均等部へ環境型のセクハラ・パワ ハラという観点で相談することを勧める。 5.そのこで、嫌がらせ・雇用不安があれば、再度・直ぐに電話して下さい。 6.労組対応を含めて相談しましょう。
役職定年となって職務内容を軽減されたとはいえ、それなりの応対はしなくては職場内がギスギスします、その気遣いに対して、何かしら気が付くような先輩であれば良いのですが・・・と相談者の方は独り言のように面前でつぶやいていました。職場のモラル、老若男女・職位に関わらず考えてみましょう!