女性3人労組結成し雇い止めを撤回!

東京・葛飾の個人タクシー運転手でつくる東京都個人タクシー協同組合葛飾第二支部(池上精一支部長)で雇用されている女性の事務職員3人が7月11日に労働組合を結成しました。同日に組合結成を使用者に申し入れその場の団体交渉で雇い止め撤回を勝ち取りました。定年再雇用者に対する雇止めでした。団体交渉には地域共闘組織の役員も参加し地場一体の交渉を展開しています。詳細は以下のCUNNメール通信NO.1448をご参照下さい。

CUNNメール通信NO.1448の内容はこちらをクリックして下さい。

 

無期雇用転換権強奪提訴!静岡ふれあいユニオン

7月12日、静岡ふれあいユニオンの組合員Aさんは科研製薬を被告とした訴えを起こしました。組合員Aさんは科研製薬より今年3月末日付で雇止めされ本来4月1日に発生する無期雇用転換権を強奪されました。組合員Aさんの主な請求趣旨及び記者会見の模様は以下のとおりです。

CUNNメール通信No.1447の内容及び静岡県庁での記者会見の内容はここをクリックして下さい。

気になる! 赤十字病院の出来事が!?

今日7月11日コミュニティ・ユニオン全国ネット有期雇用プロジェクトチーム通信(CUNN有期雇用PT通信)178号で横浜市立みなと赤十字病院の取り組みが配信されました。障がい者雇用に関する差別問題が内容です。北海道では釧路赤十字病院の看護師パワハラ自殺訴訟が朝刊に掲載されました。赤十字病院でもこの様なことがあるのかと気になっています。

CUNN有期雇用通信178号の内容はこちらをクリックして下さい。

釧路赤十字病院の看護師パワハラ自殺訴訟の記事はこちらをクリックして下さい。

 

 

 

最賃の大幅引き上げを求めよう!              まずはFAX送付!!

今日7月10日、今年度の北海道最低賃金の改定に関する審議会(北海道最低賃金審議会)の第2回目が開催されました。傍聴人数に制限があるため、詳細は明日以降判明しますが、7月26日に参考人意見陳述が実施されるようです。参考人意見陳述は労働側と使用者側からそれぞれ1名ずつ陳述人が参加し、最賃引上げに関する意見を述べるものです。これまで労働側は現場で働くパート労働者等の時間給労働者、使用者側は事業者団体の方々等が意見を述べています。残念ながら非公開です。これ以降8月一杯までが審議集中期間となります。そこで札幌地区ユニオンと札幌パートユニオンは早速大幅引上げ求める要請書を北海道最低賃金審議会会長あてにFAXで送付しました。是非、皆さんも送付してください。そして最賃引上げの必要性の声を大きくしていきましよう!送付先は以下のとおりです。

(1)送付先   北海道地方最低賃金審議会 会長 加藤 智章 宛
  【送信先】 FAX 011-756-0056
(2)送付期間  7月10日(火)~ 7月27日(金)

札幌パートユニオン提出の要請書はこちらをクリックして下さい。

 

 

労働政策審議会の労働政策基本部会  連合委員も参加し中長期的な労働政策報告書骨子案を提示

連合通信は7月5日厚生労働省労働政策審議会の労働政策基本部会の報告書案の内容を報じました。CUNNメール通信NO.1446に概要が配信されています。同部会では連合派遣の委員も含めた有識者で構成され、労働政策のなかに「生産性向上」の議論を据えるとし、時間・空間・企業に縛られない働き方の推進とそのための環境整備について今後の道筋を示す、としていてます。概要を読む限りでは、生産性向上の主張は明確に出ているものの、成果の構成配分、とりわけ労働者と生活地域への適正配分の内容が見当たりません。また、何故この議論が出てくるのか、そして誰がこの報告書を求めているのか、このような働き方を求めているかのも見当たりません。またか、との思いを強く抱きます。

CUNNメール通信NO.1446の内容はこちらをクリックしてください。

 

過労死はむごい 過労死防止廃絶に取り組もう!

今日、朝刊に29歳新入社員男性の過労死の記事を見ました。埼玉県北本市のラーメン店「ドン-キタモト」(東京都千代田区の松富士食品経営)で契約社員として2011年3月から働き同年9月30日未明に急性心不全で死亡したとのことです。さいたま労働基準監督署は直近1カ月の残業時間が約89時間、その前月が約72時間であり、「2~6カ月の平均月80時間超」を上回っているとして労災と認定しました。この度の「働き方改革関連法案」成立で残業の上限規制が単月では100時間ギリギリまで緩和されます。36協定による手続きが必要とはいえ、100時間という数字は独り歩きするし、罰則適用までの間は労働者を酷使する理由になります。日常の就業規則点検・勤務時間検証・雇用契約の変更検証を怠らず正しい労働時間で働きましょう。会社の労働時間変更に疑問があれば札幌地区ユニオン・札幌パートユニオンにご相談下さい。

さいたまラーメン店の男性社員過労死に関する報道記事はこちらです。

相談現場から-2 会社のパワハラ対策

「パワハラ」「セクハラ」に関する報道が氾濫しています。官僚トップや有名大学の教授が加害者となる事案が最近目につきました。でも、件数は職場の部下対上司、先輩対後輩の事案がトップです。北海道労働局に寄せられる相談案件も、苛めに関する内容が解雇・賃金未払を上回るといいます。先日、市内飲食店で会社の研修帰りの熟年サラリーマンの一団と隣り合わせました。「パワハラ」対策の研修会とのことでした。驚いたのはその中身で講師の社労士先生曰く、「どんなに罵倒し、怒鳴りつけ、けなし、怖い思いをさせても、最後に一言やさしい言葉を掛けること。これがパワハラの訴えを退ける極意だ」とのことです。労働者の心身健康を守るための研修ではなく、会社の名誉身代を守るための研修でした。こんな研修で良いのでしょうか❓

働き方改革関連法案の可決・成立に対する   連合事務局長談話

今日連合本部より配信されたメールマガジンで6月29日付事務局長談話が公開されましたので掲載します(下記のリンクワードをクリックして下さい)。内容はこの度可決・成立となった働き方改革関連法案に対するものです。高プロ制度には断固反対の姿勢を表し、今後の労政審議論の中で労働者の安全を確保のために取り組むとしています。一方労働時間の罰則付き上限規制緩和は評価するものの労働者の安全確保の観点からの取り組みを継続するとしています。組織されていない、組合に加入できない労働者にとって、自分たちの意見の及ばないところで過労死ラインまでの残業時間が許容されるのは大きな恐怖です。残業時間が単月で100時間を超えることのないよう、休日出勤を含めた残業時間が年間で900時間を超えることのないよう、罰則適用時に労働者の心身がボロボロになることのないよう職場の取り組み・監視を強化しよう❢そして、自分たちの手に負えないと感じたときは是非当ユニオンへご相談下さい。

リンクワード「働き方改革関連法案の可決・成立に対する談話」はこちらをクリックして下さい。

 

高プロ制度の欠陥酷い!地域と職場で監視‼

高プロ制度を改めて検証するとその酷さが心に刺さります。付帯決議を成果として喜ぶ議員がいます。何の役にも立たず、あの決議作成に費やす時間がもったいないと痛感します。きょうCUNNメール通信NO.1444が配信され若干の検証内容が配信されました。口惜しさと将来への恐怖そして評価への怒りを糧に廃止に向け取り組ましょう!

CUNNメール通信NO.1444の内容はこちらをクリックして下さい。