「今日の一針 明日の十針」頑張ろう最賃引上げ!

コロナ禍を理由に最賃引上げにブレーキを掛ける動きが出ています。政府が3日に開催した「第8回全世代型社会保障検討会議」では日本商工会議所の三村会頭から最低賃金の「引上げ凍結」の要望が示されました。連合神津会長が「改善にむけた歩みは止めるべきではない」と応酬したところ、首相は全国加重平均1,000円を目指す方針は堅持するとしつつ、「新型コロナウイルス感染症による雇用・経済への影響は厳しい状況にあり、今は、官民を挙げて雇用を守ることが最優先課題」と述べました。今日6月5日の日本経済新聞朝刊にもその模様が掲載されています。

首相官邸の報じる第8回全世代型社会保障検討会議の内容です。

第8回全世代型社会保障検討会議で配布された資料です。

最低賃金を凍結しても苦しみは緩和されないでしょう。中小小売店や小規模事業所の負担となっているのは低賃金労働者の人件費ではなく、社会的負担の大きさと企業間格差と支配下構造です。その場しのぎではなく、高所に立って政策を進めて欲しいものです。今、引上げを止めると、人心を含め取り返すもの、繕うものの大きさはとてつもなく広がります。頑張ろう、最賃引上げ。

連合石狩地協の2020春闘行動の一環で6月13日(土)は千歳地区で6月20日(土)には江別地区で労働相談電話が開設されます。札幌地区ユニオンスタッフが応援参加します。みなさんのお電話お待ちしています。

6月13日(土)千歳地区 0123-23-2221 10時~17時 
6月20日(土)江別地区 011-382-0500 10時~17時

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札幌地区ユニオン  011-210-4195

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