介護職場は人手不足と言われています。実態は離職率が高いためと常々感じていました。今日のこの相談のようなことが起きているのであれば、常に求人が出ているのもわかります。でもこのような職場は人材を消耗させるだけです。労働組合があればといつも思います。
【相談内容】
1.民間サ高住勤務、介護職員、正職員。 2.同業種の施設(サ高住)が閉鎖となり、5月11日付で採用された。 3.5月31日の勤務(泊まり)終了後、明け番の6月1日に施設長と面談した。 4.施設長から、この仕事に向いていない、他業種に転職してはどうか、と言われた。 5.解雇か?と聞いたところ、そういう事ではないが試用期間後の評価だと言われた。 6.5月31日まで試用期間で試用期間中に労働条件の変化はない。募集要項どおり。 7.施設長のこの評価なるものは、本当に解雇の通告ではないのか。
【以下の様にアドバイスしました】
1.施設長が言う通り解雇とはならない。 2.施設長が解雇の通告・予告だと言ったとしても、理由がないので無理。 3.「向いていない」といこうとは解雇理由とはならない。 4.敢えて言うのであれば、これは、退職勧奨。嫌ですといえば、それでおしまい。 5.でもこのような評価は、管理者としてはとても不適格。いうべき言葉ではない。 6.労働組合が組織されていれば団交議題となり得るもの。
連合石狩地協の2020春闘行動の一環で6月13日(土)は千歳地区で6月20日(土)には江別地区で労働相談電話が開設されます。札幌地区ユニオンスタッフが応援参加します。みなさんのお電話お待ちしています。
6月13日(土)千歳地区 0123-23-2221 10時~17時 6月20日(土)江別地区 011-382-0500 10時~17時