やっぱり「人手不足」 雇用維持確保 本当!?

8月14日、厚生労働省は昨年10月末現在の労働安全衛生調査の内容を公開しました。主要産業で働く約1万8千人を対象に職場環境について調査しストレスの内容を複数回答で尋ねたところ、「仕事の量や質」が56・7%と最も多く、「仕事の失敗や責任」35・0%、「セクハラ、パワハラを含む対人関係」27・0%と続いた、としています。8月15日、北海道新聞朝刊に関連記事が掲載されています。
2021年8月15日北海道新聞朝刊に掲載された記事です。

2021年8月15日北海道新聞朝刊に掲載された記事のPDFです。

最賃審議会などでは「従業員の雇用確保に努めているのに、最賃をこんなに引き上げられては、やってられん…!」という会社側の意見が紹介されています。でも、厚労省の調査では人手不足で既存従業員が「キュウキュウ」としている結果が紹介されています。本当に、雇用確保・維持に務めているかどうか、審議会等では、証拠調べが必要かもしれません。

【札幌地区ユニオン第2回組織研修会のお知らせ】

9月18日(土)15時~、札幌地区ユニオンの特別研修会第2回を開催します。内容は、労災認定基準見直しと労働者保護の可能性です。7月7日に厚労省の「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」が打ち出した脳・心臓疾患の労災認定基準を改正する旨の報告書ですが、これが緩和なのか煩雑なのか、それとも無益なのかを検証したいと思います。一部報道では同認定基準に負荷要因として休日のない連続勤務や重篤な心不全等を追加したことを以って緩和としています。そうでしょうか。勉強しましょう。札幌パートユニオンの定例学習会・第2回とのジョイント開催です。講師は「きたあかり法律事務所 島田 度 弁護士」です。趣旨にご理解いただき、快諾してくれました。

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