5月26日、労働政策研究・研修機構(JILPT)はメールマガジン労働情報第1870号を配信し 、帝国データバンクが5月17日に発表した、景気・経済動向記事「企業における人材確保・人手不足の要因に関するアンケ―ト」を紹介しました。同記事では「人手が不足していない要因」に「賃上げ(対応)」を回答する企業が51.7%と達するとしています。詳細は以下の通りです。人手不足を解消している企業・苦慮する企業、両方の認識が確認できまる有効な資料です。
●人手が不足していない要因、「賃上げ」が 51.7%でトップ/民間調査 帝国データバンクは17日、「企業における人材確保・人手不足の要因に関するアン ケート」結果を発表した。正社員・非正社員の人手不足の状況とその要因について尋ね たところ、「人手が不足していない要因」では、「賃金や賞与の引き上げ」とした企業 は51.7%で最も高く、「働きやすい職場環境づくり」(35.0%)、「定年延長 やシニアの再雇用」(31.2%)が続いた。「人手が不足している要因」では、「条 件に見合った人材から応募がない」が54.6%で最も高く、「業界の人気がない」 (45.4%)、「企業の知名度が低い」(42.2%)が続く。 帝国データバンク2023年5月17日公表 景気・経済動向記事 「企業における人材確保・人手不足の要因に関するアンケート」 「企業における人材確保・人手不足の要因に関するアンケート」 詳細
安心して、気持ちよく働ける職場は好業績を生むことの証でしょうか。ここまでくると賃上げできない企業の理由を深堀してみたくなります。