財務省が9月2日に発表した2023年度法人企業統計調査によると、同年度末の企業「内部留保(利益剰余金)」は600兆9857億円となり、12年連続最高値を更新しました。企業の利益から税金や配当を差し引いた額が、コロナ禍の中でも最高値を更新していることに驚きです。春闘で先行回答企業に大盤振る舞いと持ち上げたり、人材確保への先行投資と感心した姿を、当の企業はどのような顔をで聞いていたのでしょう。格差拡大の極みです。従業員の給料を改善できない、取引価格を少し上積みして欲しい、運賃引上げへの懇願の背景、大元はこんなに潤っているのに、少し回せと言いたくなります。何かに違反している状況ではないにしても、やり切れない腹立たしさと絶望感に外出を控えたくなります。不況の大元はここかもしれません。財務省発表内容はヤフーニューに詳しく報じられています。
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