外国人労働者が逃げ出さない環境が必要!

9月20日、NHK朝6時台のニュースで昨年職場から失踪した外国人技能実習生が過去最高の9700人余に達したことを報じました。働く場所を変える「転籍」が原則認められていないことが要因の1つとされていると出入国管理庁ではまとめ、技能実習生全体の約2%に達することから、国は早速対策に乗り出しているとしました。国別集計ではベトナムが最も多く5481人、ミャンマーが1765人、中国が816人、カンボジアが694人などとなっています。職種別では建設関係が47.1%と最も多く、農業関係が8.6%、食品製造関係が8.5%、機械・金属関係が7.9%としています。

9月20日 NHKが報じた技能実習生の職場失踪が 過去最高9700人余に達する、とのニュース内容

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2006年に全国移住連が主催する外国人労働者の全国集会が札幌市厚別区で開催されました。その際、多くの外国人労働者と意見交換することができました。その時から、「私たちには相談できる場所がないのです」と働く際の困難を訴えていました。18年前です。その時から状況は全く変わっていないというか、情報公開が増えたことで悲惨な職場状況に愕然とします。法制度整備も重要です。その前に、相談場所を増やすことも必要と痛感します。「シェルター」の必要性も感じます。

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