9/11 再審法改正決起集会 袴田ひで子さんを迎え

9月11日、北海道弁護士会連合会主催の再審制度の課題等を考える集会「時は来た 今こそ再審法改正を!」に参加してきました。9月6日の本欄で紹介・参加要請した集会です。札幌エルプラザで18時から開催でしたが、参加者は200人超で予定時間の20時を超えても離席がなく、久々の緊張感ある集会でした。本集会は、無罪判決の後も検察の「再審」行使で逮捕時の収監状態に長期間復さねばならないという不条理を正そうとする取り組みの一環です。弁護士会の皆さんの他、多くの市民が参加しています。今回は、当事者として取り組まれている袴田ひで子さんが参加し、9月26日に再審公判の判決を迎えるまでの47年間の思い・決意を語りました。また、この間の検察とやり取りの様子は弁護団の笹森学弁護士、市民運動から見る法曹界・再審制の不条理を映画監督の周防正行さんが丁寧に解説・問題提起をしました。今でも脳内に残るのは袴田ひで子さんの、弟の巌だけ助かれば良いとは思っていない、これを機に、誤った判決に苦しむ人全てが救われる法制度改正実現に助力したい、という趣旨発言。そして、周防監督の、無罪判決に対する再審申し立てはすべきではない、著名な刑事訴訟学者から一笑に付されたが、間違っているとは思わない、という趣旨の発言です。袴田ひで子さんの言葉には、これからの生き方を諭された思いがし、周防監督の決意には自分の日和見思考を一掃しようと決意しました。主催者の皆さん、登壇され発言された方々に心より御礼を申しあげます。本集会の次第は以下の通りです。

誤審で苦しむ全ての人は救われるべき と訴える袴田ひで子さん

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