参院本会議強行採決阻止しよう!

札幌地区ユニオン・札幌パートユニオンです。参議院の「働きた方改革法案」の審議概要がCUUメール通信NO.1420で届きました。安倍政府は20日までに参院本会議での採決を豪語し、強行採決も辞さないとしています。働く者と家族の大半が反対し多くが意味不明と首を傾げる法律を成立させてはいけません。何としても阻止しましよう!以下、CUNNメール通信NO.1420の内容です。

◎ CUNNメール通信 ◎ N0.1420 2018年6月12日

1. (要請)労働法制改悪阻止!6月19日に各地で一斉行動を!
 
「働かせ方改革」関連法案の参議院での審議が進められています。
14日ないし19日に参院・厚生労働委員会で採決、20日までに本会議で採決を強
行しようとしています。

昨11日、髙プロを廃案に!緊急院内集会(日本労働弁護団主催)が開催され110名
が参加。
本日12日には、参院厚労委で参考人として、労働弁護団幹事長の棗一郎弁護士、全
国過労死を考える家族の会の寺西笑子代表も意見陳述しています。
参議院議員会館前では、雇用共同アクションの行動が連日取り組まれています。
緊迫した情勢の中、昨11日、全国キャラバンを展開した全国運動実行委員会が開催
され、廃案にむけて最後まで行動することを確認しました。

①東京では
6月19日(火)参議院議員会館前で12:15~50、雇用共同アクションによ
る昼休み集会が開催されます。
その後13:30から同会館前で座り込みを行います(夜の総がかり行動の国会前
行動まで)。

②全国各地へのよびかけ
・6月19日(火)を統一行動日として、各地で街頭に出て、法案を廃案に!8時
間働けば暮らせる社会を実現しよう!と行動を一斉に展開しましょう。
・別途ひな形を送付する予定ですが、自民党、公明党、参議院厚生労働委員会委員
長宛に、採決を強行するな!審議をつくせ!と抗議ファックスを送りましょう。

ともにがんばりましょう!

…………………………………………………………………
コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク  事務局
(発行責任者:岡本)
136-0071江東区亀戸7-8-9松甚ビル2F下町ユニオン内
TEL:03-3638-3369 FAX:03-5626-2423
E-mail:shtmch@ybb.ne.jp
…………………………………………………………………

労働契約法第20条訴訟

同一使用者と労働契約を締結している有期雇用契約労働者と無期雇用契約労働者との間で、期間の定めがあることを理由に不合理理由な労働条件格差を設定することを禁止するルール、それが労働契約法第20条です。労働契約法の改正により2013年4月1日より施行されものです。よこはまシティユニオンでは社会福祉法人に勤務する有期雇用組合員の処遇を同法に違反するものとして改善を求めておりました。この度、同法人が交渉に応じないことから本訴訟に踏み切ったものです。詳細は「記者レク概要」「弁護士ドットコム」を参照してください。

記者レクの内容はこちらをクリックして下さい。

弁護士ドットコムの内容はこちらをクリックして下さい。

非正規雇用労働者の労働条件格差に関する訴訟・交渉で「低くて当たり前」という使用者の理屈に合理的な説明内容は一切見あたりません。裁判所にも世間相場や社会的通年という言葉を用いて使用者側に理解を示すところがあります。法律の趣旨を活かし、「まっとうな」理屈を造り上げましょう!そのためにはこの訴訟は大変重要です。できる限りの支援をお願いします。