同一労働同一賃金は必須と書けばいいのに   「高年齢者活躍企業コンテスト」

厚生労働省は高齢・障害・求職者雇用支援機構と共催で、2021年度「高年齢者活躍企業コンテスト」を実施するとしています。応募対象は、高年齢者が65歳以上になっても働ける制度を導入した企業で、高年齢者が働きやすい職場環境づくりや、新たな職場・職務の創出など、年齢にかかわりなく生涯現役でいきいきと働くことができる職場等にするための改善策や創意工夫事例を募集するとのことです。内容は厚生労働省のホームページに掲載される別紙要綱を参照してください。

令和3(2021)年度「高年齢者活躍企業コンテスト」実施を公表する、厚生労働省のホームページ

応募期間は、11月18日から2021年3月31日までで、優れた事例は、2021年10月に表彰するとのことです。高年齢者の定年年齢後の雇用で一番の問題は、仕事の内容も質も職責も変わらないのに賃金だけが崖下に落ちるように下がるということです。要綱には、同一労働同一賃金の取り扱いを審査項目とするとは一切書いていません。ただ、「創業支援等措置(65 歳以上における業務委託・社会貢献)の導入」は記載されています。危ない。

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