労働法制改悪阻止全国キャラバン 大阪・京都行動(関西ネットワーク)!

◎ CUNNメール通信 ◎ N0.1409 2018年5月23日

自民党府本部    警察を呼んで対応!

市民の声聞かず!「出てってください」

(報告)大阪 京都・労働法制改悪阻止!全国キャラバン②/関西ネットワーク〈ユニオン関西ネット共同代表 笠井弘子〉

 

労働法制改悪阻止!全国キャラバン大阪行動の一環で行った自民党申し入れについ
て、5月14日に自民党側が受け取りと回答を拒否したため、22日に再度申し入れを行
いました。
そのときの様子をサポートユニオンwithYOUの堤さんがまとめて下さったのでおご報
告としてお送りします。

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2015/5/22日自民党府本部申し入れ行動の報告

5月22日午後1時からコミュニティ・ユニオン、全労協、教育合同など10名が集ま
り、自民党大阪府本部に『「働き方改革」関連8法案の廃案を求める公開質問』に対
する回答を求めに行きました。

自民党府本部の事務長は「そんなものは知らない、対応も回答もしない、出てくださ
い」というだけの対応でした。
他の対応に出た事務員もただただ「出てください」と言うのみでした。

改めて事前に書面による申し入れを行っていたにもかかわらず、前回の申し入れ行動
に応対する態度と全く変わらず、市民・労働者の声を聴こうとしない態度に申し入れ
行動を行った一同はあきれ返るばかりでした。
あまりの応対に一同が抗議の声を上げると事務長は警察を呼びました。
警察が来るまでの間、抗議の声を上げ続けましたが、『安倍首相の「市民の声には丁
寧に答える」』に反する応対はまったく変わりませんでした。
東京の自民党本部に本日の対応について抗議文と公開質問状を送ることを通告しまし
た。

大阪東署から公安が到着し、まず事務室の外に事務長を呼び事情聴取。公安に対しサ
ポートユニオンwithYOUから堤が名刺を渡し対応、事情を話して何事もなく建物の外
に出ました。

抗議行動終了後自民党本部に抗議文と公開質問状を送ること、各野党に今回の顛末と
公開質問状の内容をメールで送ることを確認しました。

高プロ法案は廃案・削除! 労働法制改悪断固阻止‼

日本労働弁護団北海道ブロックは5月22日18時30分より北海道自治労会館(札幌市)において「日比谷野音集会2018in札幌」を開催しました。この集会は日本労働弁護団が同時刻に開催する「5・22「高プロ」法案に反対する日比谷野音・全国集会」の札幌会場の位置付けで開催され日比谷野音とはインターネットの動画中継で接続されました。
札幌市の他には名古屋、大阪及び北九州の会場が中継されました。安倍政権はこの法案を成立させ将来増大する高齢者福祉予算の削減を意図しているのかもしれません。このような人に働き方に関する法案を語らせてはいけません。
何としても廃案にしましょう。
集会内容の詳細はこちらです。クリックして下さい。

5月22日衆議院厚生労働委員会参考人質疑 神津会長の発言内容はこちら

上田文雄さんと考えよう! 子どもの元気と未来と権利

~憲法を守り、知恵と勇気と行動で、子どもにしあわせを! 平和を!~

2018 札幌市母と女性教職員の会中央区のつどい

「札幌市母と女性教職員の会中央区のつどい」は、前札幌市長の上田文雄さん(道央法律事務所・弁護士)をお招きして、自らの政策の基本に据えて取り組んだ「札幌市子どもの最善の利益を実現するための権利条例」制定の苦労や意義、権利侵害に悩み苦しんでいる子どもたちの救済のために「条例」をどう活かしていくか等についてお話していただきます。上田さんを囲んで、「子どもの権利」の問題について、みんなで考え合う機会にしたいと思います。
お母さん、女性教職員はもとより、家族、知人・友人、男性を誘って、是非ご参加下さい。

日時:2018年6月25日(月)17時30分~19時30分
会場:札幌市山鼻小学校(札幌市中央区南14条西10丁目1番地)
主催:札幌市母と女性教職員の会

★公共交通機関をご利用ください。
※市電「行啓通駅」より500m  地下鉄「幌平橋」より1Km

バス「札幌駅」または「西11丁目駅前」発

真駒内線(南54・南 64・南4)

藻岩線(南55)などに乗り、バス停「南14条西11丁目」降車

★参加費無料

★男性の参加、大歓迎!

★託児が必要な方は、6月20日(水)までに事務局までお問合せ下さい。

【お問い合わせ】札幌市母と女性教職員の会事務局(札幌市教職員組合)
TEL 011-561-2278  担当:棗(なつめ)さん

詳細案内のチラシはこちらをクリックして下さい

 

首相官邸前で座り込み!「全国過労死を考える 家族の会」

◎ CUNNメール通信 ◎ N0.1407 2018年5月17日

「安倍首相、過労死家族の会と会ってください!」過労死家族の
会が座り込みを実施/日本労働弁護団

2018/5/21
2018年5月22日(火)13時半~17時、23日(水)13時~17時、「全国過労死を考える
家族の会」が首相官邸前で座り込みを実施します。

高プロ制度については、5月23日に衆院厚労委員会で採決強行、5月24日に本会議で採
決強行との筋書きが目論まれているようです。

今回の座り込みは、安倍首相に対し、過労死家族の会に直接話を聞くよう求める行動
です。

過労死家族の会は、過労死を増やすことにつながる高度プロフェッショナル制度の導
入に反対しています。現場への応援参加者は黄色か白の花を一輪持参し家族の会への連帯をアピールしようと呼びかけています。

当事者の声を聞かずに強行採決をすることは許されません。

 

労働法制改悪阻止全国キャラバン 東海行動!

◎ CUNNメール通信 ◎ N0.1406 2018年5月17日

(報告)三重・岐阜・愛知・労働法制改悪阻止!全国キャラバン/東海ネット
ワーク

三重・岐阜・愛知の仲間で構成する東海ネットワークは5月16日に全国キャラバンを京都から引継ぎ三重県・津市を皮切りに行動を展開しました。

三重・津
5月16日、京都から引き継いだ横断幕を掲げ、ユニオンみえではまずCDを流しなが
ら街宣車で市街地を周回。
次に三重県労働局を訪れ「働き方改革関連法案の撤回、8時間働けば暮らしていける
賃金の実現、外国人労働者の権利保障」などを要請、各担当者からの回答後さらに詳
細な議論を行った。
その後は津駅前にて宣伝活動とビラまき。最後は集会で締めて、横断幕を名古屋ふれ
あいユニオンにつないだ。

三重労働局の要請行動の様子

三重集会の様子はこちら

 

岐阜
翌17日は、岐阜一般労組を中心に東海労働弁護団・名古屋ふれあいユニオンも加わ
り朝から岐阜駅前での宣伝活動とビラまき。
それからユニオンみえの街宣車で市街地を周回、CDにて法案の不当性を訴えた。
昼にも再度宣伝活動・ビラまきを行い、街宣車は名古屋へ。

岐阜街宣行動の様子はこちら

愛知・名古屋
名古屋では栄にて宣伝活動とびらまき。
愛労連・東海労働弁護団・愛知健康センター・全トヨタ労組・焼津ユニオン・名古屋
ふれあいユニオンが参加。
その後CDを流しながら市内を街宣車で市内を周回した。
最後は名古屋駅前にて宣伝活動。栄の参加者のほかに笹島日雇労組と東海エキタスか
らも加わり、人混みの中法案阻止を強く訴えた。

名古屋駅前街宣行動の様子はこちら

20時頃に三重・岐阜・愛知2日間のキャラバン行動を終え、焼津ユニオンの望月氏
が横断幕を受け取り、静岡につないだ(静岡はこの前に掲載してしまいました)。

労働法制改悪阻止全国キャラバン 静岡行動

◎ CUNNメール通信 ◎ N0.1405 2018年5月21日

(報告)静岡・労働法制改悪阻止!全国キャラバン/静岡ふれあいユニオン

5月18日、名古屋から引き継がれた「労働法制改悪阻止 全国キャラバン」行動が静岡で展開されました。

午前11時、藤枝駅南口に集まった、静岡県共闘、静岡中部地区労、遠州労働者連帯ユニオン、そして静岡ふれあいユニオンの闘争中の組合員等の支援オルグを実施した後、静岡県庁に向かい、大学文京部署で、静岡県立大の雇止め事件について早期解決を要請しました。また、静岡労働局では、「高度プロフェッショナル制度撤回を厚労省に伝えろ!」と強く求めました。

静岡駅地下で宣伝行動を実施た後、18時30分からは「全国キャラバン静岡集会」を開催し約50名の組合員・市民等が参加しました。
基調報告に立った全国ネット岡本事務局長は緊迫している国会情勢、キャラバン運動の報告などを報告されたのち、「あきらめずに最後の最後まで高プロ絶対阻止にむけて闘おう」と呼びかけられました。
静岡ふれあいユニオン、遠州労働者連帯ユニオン、郵政ユニオン、国労、全日建、全造船、静岡県職らの職場の闘いが報告され閉会されました。

地下街街宣行動の様子はこちら

静岡集会の様子はこちら

また強行採決!それも働き方の法案だ!自公維の諸君 これで誰が救われるのか!? 

連合が「働き方改革関連法案強行採決に抗議する緊急集会」を開催 結集しよう!

5月23日(水)衆院厚生労働委員会において、「働き方関連法案」強行採決されようとしています。
長時間労働によって働く者の命が失われ、労働者の健康被害が増大するという現実が増えています。これは人災です。今、与党等は企業で働く労働者の長時間労働を確実に増やす「高度プロフェッショナル制度」を創設しようとしています。この制度は労働者の健康管理面からも非常に問題がある制度です。国会の議論が不足しています。被害を正しく理解していない国会議員もいます。このような中、議論が開始されて僅か2週間足らずで強行採決することは断じて許してはいけません。。
連合は抗議の緊急集会を下記のとおり札幌駅前で開催します。皆さん参加して国会に向けて抗議しましょう。

           記

    【働き方改革関連法案強行採決に抗議する緊急集会】
① 日 時/2018年 5月23日(水) 18:00
② 場 所/札幌国際ビル前(札幌市中央区北4条西4丁目1番地)

高プロ・裁量労働制 これでもやるのか⁉  与党諸君!

労働法令違反3600事業所 昨年、道内 監督指導の7割

5月17日の日本経済新聞北海道版に北海道労働局の2017年の監督指導結果を報告する記事が掲載された。皆さん是非一度読んでください。北海道労働局は2017年に北海道内の事業所で労働基準監督署が立ち入って監督指導した5405カ所のうち、約7割の3680事業所で何らかの労働基準関連の法令違反があったと発表しました。この違反内容で最も多いのは労働時間・休日で全体の24%を占めています。このような労働時間を守らない実態があるのに、高プロ・裁量労働制を強行しようとするは何故でしょうか。この法案が可決すれば、この違反が違反ではなくなります。与党の議員諸君はどのような労働者を想定しどのような社会形成を描いているのでしょうか。今の荒れた職場を正さないまま、労働時間の規制を緩めるのは犯罪行為にも等しいものです。与党の議員諸君、よく実態を見てほしい。

「高度プロ」の危険な内容が浮き彫り!厚生労働委員会審議始まる

◎ CUNNメール通信 ◎ N0.1403 2018年5月17日

(情報)危険な内容、浮き彫りに/高プロ制の国会審議/課題残したまま強行採
決か
180517連合通信・隔日版

働き方改革関連法案の実質審議が始まった。与党は今月中にも衆院での採決を強行
する構えとみられる。5月9日、11日の厚生労働委員会審議では「高度プロフェッ
ショナル制度」の危険な内容が改めて浮き彫りとなった。

●長時間労働は自己責任

「長時間労働を抑制できるのか」との西村智奈美議員(立憲民主)の質問に対し、
加藤勝信厚生労働大臣は「(当事者)ご自身が判断して答えを出していく」と述べ
た。長時間労働は自己責任ということ。
併せて大臣は「健康確保措置を盛り込んでいる」と弁明した。同措置は、年104
日以上の休日を義務付けた上で(1)勤務間インターバル(2)労働時間の上限設定
(3)残業が一定時間超えた人への健康診断――などから一つを選択する仕組み。こ
のうち(3)の健康診断を選べば、長時間労働抑制の保障はほとんどなくなる。

●「人が死ぬ制度」

法案は、例えば5日間連続24時間労働を命じても違法ではない。この点を指摘した
大西健介議員(国民民主)に対し、加藤大臣は「理論上で言えばいろんなことが想定
されるわけだが、そういう形は論外」と、歯止めがないことを事実上認めた。
大西議員は「机上では可能でも、現実には起こりえない。そんなことをしたら死ぬ
からだ。死ぬことが起こり得る制度を作ることになる」と批判した。働き手を使い捨
てにする「ブラック企業」が、野放しになる事態が懸念される。

●裁量がない!

法案は、現行の裁量労働制と違って、出退勤や時間配分に関する裁量が明記されて
いない。朝から深夜まで働かせることも可能と指摘される。裁量について、大臣は
「働く時間帯や時間配分を自ら決定していく。省令で明確に書かせていただく」。制
度の肝の部分を法制化せず、省令で済ませていいものだろうか。

●ヒアリング「十数人」

何より仰天させられたのがこの答弁。制度のニーズを問う岡本あき子議員(立憲民
主)の質問に、大臣は「十数名からヒアリングした」と述べ、制度創設が求められて
いたと答えた。
岡本議員は「国民をばかにしているのではないか」「10人なんかで7千万労働者の
判断をしていいのか」と怒りを爆発させた。

●深夜割増省きたいだけ

同じく制度のニーズを問う高橋千鶴子議員(共産)に対し、加藤大臣は自由に時間
を使うことで創造的な仕事ができるようになるとし、「夜間の賃金が高くなればその
時間は(働くのを)やめてくれとなるわけだけれども、夜間働いた方が効率が高い人
もいる」と述べた。現行法でも夜間に働くことは可能。高プロ制にすれば深夜割増手
当を支払わずに済む。高橋議員は使用者が得をするだけの制度と批判した。

●小さく生んで大きく…

塩崎恭久前厚労大臣は2015年春、経営者の会合で「(高プロ制を)小さく生ん
で大きく育てる」と理解を求め、物議を醸した。山井和則議員(国民民主)は年収要
件の「年間平均給与の3倍(1075万円)」を引き下げる可能性を問うたところ、
大臣は「10年先、20年先、30年先を言われても答弁できない」。大臣は将来の引き下
げを決して否定しない。導入の狙いが透けて見える。

●行政のさじ加減次第

高プロ制適用の業務要件は「働いた時間とそれで得た成果との関連が高くない業
務」。研究開発職やアナリストなどを例示しているが、具体的には法制定後に省令で
定める。省令改正に法改正は不要。対象拡大は行政のさじ加減次第だ。