相談現場から-71 頑張りも報われない場合がある 注意しましょう 倒産・破産

1月20日の通常国会施政方針演説。アベノミクスの成功をたいした自慢していました。格差が生まれようが非正規労働者の処遇がどうなろうが景気数値が良ければそれで満足という感じでした。北海道内は減った、少なくなったとはいえ毎月どこかで会社破産・倒産が発生しています。律儀な社員は最後まで頑張ります。その頑張りも報われない場合があるので注意しましょう。そんな相談でした。

【相談内容】

1.住宅建築工事会社の事務職員として9年勤続。昨年末に破産し退職となった。
2.それでも残務整理として12月末までは勤務継続となった。
3.これまで1度も有給休暇を取得したことがない。
    取得できるような状態ではなかった。多忙中の多忙。
4.40日間はある。この有給休暇を金銭に変えることはできないか。
5.もう少しで退職1カ月を経過する。
6.会社上司は音信不通。どこに申出して良いかわからない。

【以下の様アドバイスしました】

1.本来、退職時に退職条件の協議とすべき事項です。
2.本人が残務整理していた際には既に経営者には何の権限もありません。
3.その時は管財人が全てを掌握していたはずです。
4.その時に申し出ていれば、何とかできたかもしれない、という項目です。
5.時期的に、既に破産財団(財産)の配分が決まり配当しているでしょう
6.今となっては旧会社の関係からはなにも引き出せません。
7.雇用保険の関係で、失業給付の他、講習・資格取得に優先的に参加できる
  サービスはあります。ハローワークの窓口で相談されてみてください。

何とも心苦しい相談でした。でも、あきらめてはいけません。世の中の仕組みのせいだとは思っても、卑屈に陥ることなく頑張りましょう!それしかアドバイスできませんでした。

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