12月19日に予定されていた総がかり行動の中止連絡が入りました。以下の連絡文書通りです。
12.19「戦争をさせない北海道委員会」総がかり行動の中止について
日頃のご健闘に対し、心より敬意を表します。
さて、政府は11月25日、導入を断念した陸上配備型迎撃システム「イージス・アシ
ョア」の代替案について、最新鋭イージス艦2隻を新造した場合、約5,000億円以上
かかるとの試算を公表しました。敵基地攻撃能力の保有自体、周辺国の緊張を高めるもの
であり、専守防衛からの逸脱でしかありません。また、多くの国民が新型コロナウイルス
感染症によって大きな打撃を受けているなか、日本政府は防衛費を削減してコロナ対策に
充てるべきです。
このような専守防衛の空洞化と既成事実化を許さない闘いを構築するため、道民世論を
高めていかなければなりませんが、新型コロナウイルス感染症が広がる中、道は「集中対
策期間」を12月11日まで延長したものの、その後も予断を許さない状況が続くことが
懸念されます。
つきましては感染拡大防止と参加者及び関係者の健康と安全面を考慮し、「12.19
総がかり行動」は中止となりましたので、ご理解と関係者の皆様に周知いただきますよう
お願いいたします。
なお、急浮上した敵基地攻撃能力の保有と踏み越える専守防衛の問題点について、防衛
ジャーナリストの半田滋さんの執筆が12月8日に北海道平和運動フォーラムホームペー
ジに掲載予定です。是非ご覧ください。
以 上
12月8日に公開される半田滋さんの原稿が楽しみです。