厚生労働省は12月23日、有識者検討会議・第5回 これからのテレワークでの働き方に関する検討会を開催し、今後のテレワークの働き方や労務管理に関する報告書(案)をまとめました。今日の朝刊でも結構大きなスペースで取り挙げています。同報告書(案)ではテレワークのあるべき姿や不適切内容を示してます。そして、まとめとして労使でよく話し合って導入・運用することが大事としています。といいながら、有識者に労働者側委員が入っていないところが何とも押しつけがましいというか、心配なところです。
今後のテレワークの働き方や労務管理に関する報告書(案)です。
12月24日の朝刊に掲載された検討会に関する記事のPDF版ですです。
テレワークを指示された従業員からの労働相談が10月・11月頃に急増しました。上司・同僚との連絡が取れず作業指示が確認できず業務遅延となり、能力不足を理由に契約を切られた、急な業務追加に深夜までの業務を断われない、残業申告が全く通らない等でした。また、家計への負担に対する配慮が全くないとの相談もあります。労働者側の不安・苦情・改善要望のヒヤリングも必要ですね。