「働き方」の多様性は「労働者性」の多様性なのだ !

ギグワーカー、フリーランサー及びFC店主が労働組合員として求める団体交渉に対して相手方事業主が労働組合員を「労働者」ではないとして拒否する事態が続いています。直近ではウーバーイーツユニオンがウーバーイーツジャパンの団体交渉拒否を東京都労委に不当労働行為であるとし救済を申し立てています。働き方改革では、多様な働き方を労働者に求め、改正高年齢者雇用安定法では、事業者が提示する雇用延長時の働き方にボランティアや起業による委託契約もOKとしています。そうなれば、労働者の定義も変更・拡大されるのは当然の理で、その部分だけ旧態依然とはならないと考えるのが道理です。2011年4月の最高裁判例では、6要素を判断基準とし、契約内容決定に際して相手方事業者の意思がほぼ一方的に通る内容であれば、その契約下で働く者は労働者性有りとしているようです。10年以上前の判断です。2021年4月19日付日本経済新聞朝刊に「労働者性」に関する記事が掲載されています。

それら判決を踏まえて、今般の働き方改革では、労働力確保の狙いが見えない様に「労働者のために」を前面に出して多様性という言葉を盛り込みました。ギグワーカー、フリーランサー及びFC店主への労働者性否定は、あまりにも手前勝手過ぎはしませんか、ということです。

             【告知】

「2021春闘勝利! 石狩地域地場未解決組合『解決促進集会』」の開催について

1.日  時   2021年 4月 27日(火)18時30分~19時 
2.開催方法   YouTubeによるライブ配信
3.接 続 先  こちらから参加して下さい。

     ・4月27日(火)午後6時30分から
     ・札幌地区連合ホームページよりYoutubeライブ配信
4.内  容(予定)
    ・主催者あいさつ、連合北海道からの檄
    ・全石狩地域闘争委員会報告と提案
    ・地場労組決意表明
5.問い合わせ  「全石狩地域2021春季生活闘争実行委員会」 光崎・田中
             電話番号  011-210-1212

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