約 70%で労働基準関係法令違反 外国人技能実習生職場

12月28日、北海道労働局は道内の労働基準監督署(支署)が、2020(令和2)年に外国人技能実習生の実習実施者に対して行った監督指導結果を公表しました。監督指導状況では、実習実施者に対して 272 件の監督指導を実施し、その うち189件(69.5%) 件で労働基準関係法令違反があるとしています。主な違反は①安全基準 89 件(32.7% 安全措置が講じられていない機械を使用させていた等)、②割増賃金の支払い 40 件(14.7% 時間外労働に対する割増賃金を適切に支払っていない、労使協定の範囲を超えて時間外労働を行わせていた等)、③賃金の支払い 33 件(12.1% 賃金不払い等)です。詳細は以下のホームページをご参照ください。

12月28日北海道労働局公表 外国人技能実習生の実習実施者に対する 令和2年の監督指導結果

今後の取組では、「労働相談など各種情報から労働基準関係法令違反が疑われる実習実施者に対しては監督指導を行う等、引き続き技能実習生の適正な労働条件と安全衛生の確保に取り組んでいきます。」としています。労働相談に取り組む団体と意見交換をしてはどうでしょうか。

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