82年前の12月8日早朝、太平洋戦争開戦が日本全国民に報じられました。今日、北海道平和運動フォーラムは「『戦争への道』を許さない 12.8 北海道集会」を開催しています。二度と悲惨な出来事を迎えぬよう心に誓いながら今日一日を過ごしたいと痛感します。日本国外では日本の82年前の悲惨な体験が各地で繰り返されています。地域によってはより悲惨と映るところもあります。清末愛砂さんと猫塚義夫さんはパレスチナ情勢へ深い造詣を有し、地域の構造的暴力に虐げられてきた人々と連帯して長期の支援活動に取り組んでおられます。お二人は、この度のイスラエルによるガザ空爆を受けて「平和と生きる権利は国境を超える-パレスチナとアフガニスタンにかかわって-」を緊急出版されました。戦争をさせない北海道委員会は、この緊急出版を機に、講演会を実施することとなり、各構成組織等へ参加呼び掛けを配信しました。札幌地区ユニオン・パートユニオンの組合員の皆さんは積極的な参加をお願いします。今日の集会を含め各地で各組合員が平和追及の取り組みを実践しましょう!
2023年11月7日 札幌平和運動フォーラム発第77号 労働組合委員長 各 級 議 員 各 位 関係団体代表者 札幌平和運動フォーラム 代表幹事 武藤 敏史 代表幹事 瀧本 久也 「緊急出版記念『戦争をさせない北海道講演会』 -平和に生きる権利は国境を超える-」の開催について 日頃からのご奮闘に心から敬意を表します。 さて、イスラエルとイスラム組織ハマスとの軍事衝突は、1万人を超える人々の命が奪 われる深刻な事態を引き起こしています。1948年、ユダヤ人国家を標榜するイスラエ ルが建国し、その過程や建国直後の戦争によって多くのパレスチナ人が追放・虐殺されま した。70万以上ともいわれるパレスチナ人が居住地を追われ、ヨルダン川西岸地区やガ ザ地区、近隣諸国に逃れました。1967年、イスラエルはヨルダン川西岸地区と東エル サレム、ガザ地区、シナイ半島、ゴラン高原を軍事占領下に置きました。1994年には オスロ合意に基づき、ヨルダン川西岸地区やガザ地区はパレスチナ自治区になりましたが 、自治区の多くは依然としてイスラエル軍の占領下にあり、自治政府の腐敗や非効率性が パレスチナ経済の発展を阻害しています。一向に変わらない状況への強い不満を背景に、 武装組織によるイスラエルへの攻撃、それらに対するイスラエルの激しい報復措置が続け られています。 このような構造的暴力に虐げられてきた人々と連帯し、支援活動を続けてきた清末さん と猫塚さんが、イスラエルによるガザ空爆を受けて「平和と生きる権利は国境を超える -パレスチナとアフガニスタンにかかわって-」を緊急出版しました。この緊急出版を機 に、戦争をさせない北海道委員会では下記のとおり講演会を開催することとなりました。 イスラエルやパレスチナ情勢の理解を深めるとともに、日本の平和的生存権の意義や使 命を改めて確認しあいたいと思いますので、積極的な参加をお願いします。 記 1 日 時 2023年12月19日(火)18:00~20:00(開場17:30) 2 場 所 北海道自治労会館 4F ホール(札幌市北区北6条西7丁目) 3 主 催 戦争をさせない北海道委員会(事務局:北海道平和運動フォーラム) 4 定 員 252名 5 内容(予定) 開 会 主催挨拶 対 談 「平和に生きる権利は国境を超える-パレスチナとアフガニスタンにかかわって」 清末 愛砂 さん ✖ 猫塚 義夫 さん (室蘭工業大学大学院教授) (北海道パレスチナ医療奉仕団団長) 閉 会 6 参加要請数 上部組織が北海道平和運動フォーラムに加盟している単組につきましては「産別タテ 」の要請指示に従ってください。札幌平和運動フォーラム直加盟の単組につきましては 積極的な参加にご協力よろしくお願いいたします。 7 書籍販売 当日、会場にて「平和と生きる権利は国境を超える-パレスチナとアフガニスタンに かかわって-」を定価1,760円(税込)のところ1,500円(税込)で販売しま す。