労働者の権利手帳「2018春闘パンフレット春札闘」

札幌地区ユニオンは6月2日10時より札幌市内厚別区内で「2018春闘パンフレット春札闘(はるさっとう)」を配布しました。組合員18名が参加しおおよそ2千部を個別住宅に投函しました。毎年更新作成されるパンフレットです。是非皆さんもご覧ください。

2018春闘パンフレット春札闘(はるさっとう)の全文はこちら

高プロ制度衆議院通過! 闘いは参議院へ!                     断固廃案だ‼

高プロ制度の導入を含める働き方改革関連法案が31日午後、衆院本会議で可決され、参議院へ送付されました。連合北海道、連合石狩地協及び札幌地区連合会は長時間労働を助長する高度プロ制度を議論もせず多くの国民の声を無視し衆議院を通過させたことは史上最悪の暴挙であるとし、抗議の集会を札幌駅・紀伊国屋書店前で実施しました。連合北海道杉山事務局長は人命を危険にさらす法案は断じて容認できないとし、国民・過労死被害者の声を聞こうとしない政府の姿勢は強く非難されなければならないとしました。政党からは立憲民主党と国民民主党から林札幌市議会議員、三津北海道道議会議員が連帯の決意を表明しました。雨天の中、集会に参加した約200名の市民・組合員は、斎藤副事務局長の団結ガンバロー三唱に応え、廃案に向けた決意を確認しました。札幌地区ユニオン・札幌パートユニオンからは新野会長・山本事務局長の他17人の組合員が参加しました。また、連合北海道は本法案の衆院通過に抗議する事務局長談話を発表しました。まだ参議院があります。廃案に向けて頑張りましょう!

抗議集会の様子はこちらです。札幌地区ユニオン組合員の団結ガンバローが雨天に響きました。

働き方改革関連法案の衆議院通過に抗議する連合北海道事務局長談話はこちらです。

「史上最悪の強行採決」5月25日の衆院厚生労働委員会

高プロ制度を含む働き方改革関連法案の衆院本会議の29日採決は31日に延期となりました。まだ時間はあります。是非、廃案に向けて声を上げましよう!5月25日の衆院厚生労働委員会採決の様子が、全国コミュニティユニオンネットワーク(CUNN)より、連合通信社の記事をもとに報告されています。本当にひどい内容です。首相・厚労大臣の対応も凡そ人命の危険について心を砕いて検討しているというものではありません。何としても廃案にしましょう。連合北海道は5月31日(木)に緊急集会を開催します。是非参加してください。

5月25日衆院厚労委員会強行採決の内容はこちら

5月29日の抗議集会の様子はこちらです。

【働き方改革関連法案強行採決に講義する5・31緊急集会】

日時 2018年5月31日(木)18時~

場所 紀伊国屋書店前(札幌市中央区北5条西5丁目)

主催 連合北海道

 

札幌パートユニオン機関紙 陽だまり no.177

札幌パートユニオンの機関紙陽だまり177号を掲載します。
        【主な内容】
1.第34回定期総会
2.第89回全道メーデー
3.2018春季生活闘争解決促進集会
4.全国キャラバン札幌集会 5月7日
5.日比谷集会 5月22日
6.オレンジ広場「労働組合の歴史」
7.あらの会長の二言三言
8.職場の問題解決の取り組み
9.日程
10.編集後記

陽だまりno.177の内容はこちらをクリックして下さい。

 

 

また暴挙! 働き方改革関連法案強行採決‼ これが民主主義か!?

衆議院厚労委員会で強行採決!働き方改革関連法案!自民・公明・維新が賛成 

労働者酷使法の「働き方改革関連法案」は衆議院の厚生労働委員会で与党等の賛成多数で可決されました。与党側が「議論は尽くされた」などとして18時直前に強行採決に踏み切ったのです。暴挙です。連合北海道・連合石狩地協・札幌地区連合会は18時より大通西4丁目で抗議集会を開き29日の衆議院本会議での強行採決はさせないことを訴え、参加者全体で確認しました。札幌地区ユニオンからは山本書記長・大木札幌パートユニオン幹事が参加しました。明日26日は12時から紀伊国屋前で抗議集会を開催します。ぜひ参加してください!

抗議集会の様子はこちら

 

 

 

 

強行採決は絶対させない! 5/23緊急集会に200人

連合北海道・連合石狩地協・札幌地区連合会は5月23日18時より札幌駅前で「働き方改革関連法案強行採決」を阻止する緊急抗議集会を開催しました。勤務終了後の緊急集会にもかかわらず組合員・市民等約200名が熱心に聞き入り、連合石狩地協太田会長の団結ガンバローを三唱して「強行採決阻止」を確認しました。

働き方改革関連法案強行採決阻止の緊急集会の内容はこちら

「高度プロ」の危険な内容が浮き彫り!厚生労働委員会審議始まる

◎ CUNNメール通信 ◎ N0.1403 2018年5月17日

(情報)危険な内容、浮き彫りに/高プロ制の国会審議/課題残したまま強行採
決か
180517連合通信・隔日版

働き方改革関連法案の実質審議が始まった。与党は今月中にも衆院での採決を強行
する構えとみられる。5月9日、11日の厚生労働委員会審議では「高度プロフェッ
ショナル制度」の危険な内容が改めて浮き彫りとなった。

●長時間労働は自己責任

「長時間労働を抑制できるのか」との西村智奈美議員(立憲民主)の質問に対し、
加藤勝信厚生労働大臣は「(当事者)ご自身が判断して答えを出していく」と述べ
た。長時間労働は自己責任ということ。
併せて大臣は「健康確保措置を盛り込んでいる」と弁明した。同措置は、年104
日以上の休日を義務付けた上で(1)勤務間インターバル(2)労働時間の上限設定
(3)残業が一定時間超えた人への健康診断――などから一つを選択する仕組み。こ
のうち(3)の健康診断を選べば、長時間労働抑制の保障はほとんどなくなる。

●「人が死ぬ制度」

法案は、例えば5日間連続24時間労働を命じても違法ではない。この点を指摘した
大西健介議員(国民民主)に対し、加藤大臣は「理論上で言えばいろんなことが想定
されるわけだが、そういう形は論外」と、歯止めがないことを事実上認めた。
大西議員は「机上では可能でも、現実には起こりえない。そんなことをしたら死ぬ
からだ。死ぬことが起こり得る制度を作ることになる」と批判した。働き手を使い捨
てにする「ブラック企業」が、野放しになる事態が懸念される。

●裁量がない!

法案は、現行の裁量労働制と違って、出退勤や時間配分に関する裁量が明記されて
いない。朝から深夜まで働かせることも可能と指摘される。裁量について、大臣は
「働く時間帯や時間配分を自ら決定していく。省令で明確に書かせていただく」。制
度の肝の部分を法制化せず、省令で済ませていいものだろうか。

●ヒアリング「十数人」

何より仰天させられたのがこの答弁。制度のニーズを問う岡本あき子議員(立憲民
主)の質問に、大臣は「十数名からヒアリングした」と述べ、制度創設が求められて
いたと答えた。
岡本議員は「国民をばかにしているのではないか」「10人なんかで7千万労働者の
判断をしていいのか」と怒りを爆発させた。

●深夜割増省きたいだけ

同じく制度のニーズを問う高橋千鶴子議員(共産)に対し、加藤大臣は自由に時間
を使うことで創造的な仕事ができるようになるとし、「夜間の賃金が高くなればその
時間は(働くのを)やめてくれとなるわけだけれども、夜間働いた方が効率が高い人
もいる」と述べた。現行法でも夜間に働くことは可能。高プロ制にすれば深夜割増手
当を支払わずに済む。高橋議員は使用者が得をするだけの制度と批判した。

●小さく生んで大きく…

塩崎恭久前厚労大臣は2015年春、経営者の会合で「(高プロ制を)小さく生ん
で大きく育てる」と理解を求め、物議を醸した。山井和則議員(国民民主)は年収要
件の「年間平均給与の3倍(1075万円)」を引き下げる可能性を問うたところ、
大臣は「10年先、20年先、30年先を言われても答弁できない」。大臣は将来の引き下
げを決して否定しない。導入の狙いが透けて見える。

●行政のさじ加減次第

高プロ制適用の業務要件は「働いた時間とそれで得た成果との関連が高くない業
務」。研究開発職やアナリストなどを例示しているが、具体的には法制定後に省令で
定める。省令改正に法改正は不要。対象拡大は行政のさじ加減次第だ。

ストロングスタイルの労働運動を!原点が大事

労働組合運動の原点を大事に!ストロングスタイルの労働運動を!
3月17日 札幌地区ユニオン第20回定期総会ひらく

札幌地区ユニオンは3月17日(土)15時より札幌すみれホテルで第20回定期総会を開催しました。冒頭熊谷代表は昨年の相談状況には事業主の気分次第で雇用不安に陥ったとの内容が目立つとし、少なからず現政権の強引な姿勢が影響しているのではないかとしました。そして、立場の弱い労働者が真っ先に犠牲になるのはやむを得ないという考え方が国政運営ににじみ出ているが、この状況に歯止めを掛けるのが労働組合の役割であるとし、しっかりとした総括と今後の対策を活発に議論しようと檄を飛ばしました。

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5月7日 労働法制改悪阻止に向けた全国キャラバン札幌集会ひらく

全国の非正規労働者が参加する労働組合「コミュティ・ユニオン全国ネットワーク」は安倍政権が成立を目論む高度プロフェッショナル制度等の労働法制改悪を阻止するための全国キャラバンを展開しています。5月7日は18時30分から自治労会館でコミュティ・ユニオン全国ネットワーク北海道ブロックが主催し組合員・市民等40名が参加しました。

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第89回全道メーデー 労働法制改悪と不公正格差撤廃 訴える!

札幌地区ユニオンは5月1日大通西8丁目広場で開催された第89回全道メーデーに参加しました。会場には組合員・市民等5千人弱が参加しました。同集会ではアトラクションの後、安部政権の不正を徹底究明すべきとのメーデー宣言や労働法制改悪反対の特別決議案を採択しました。デモパレードで札幌地区ユニオンの組合員30名は北海道季節労働組合札幌地区本部組合員と共に「すすきの」までの約1.5キロを行進し労働法制改悪断固阻止、働く者の不公正格差撤廃、安倍政権打倒等を力強くアピールしました。

第89回全動メーデー 記事全文はこちら