労働政策研究・研修機構(JILPT)は11月25日のメールマガジン労働情報/第1732号で、連合が11月18日に公表した「フリーランスとして働く人の意識・実態調査2021」の内容を配信しました。詳細は以下のとおりです。
◎フリーランスの働き方、満足しているが5割超の一方、収入への満足度は2割/ 連合調査 連合は18日、「フリーランスとして働く人の意識・実態調査2021」結果を公表し た。働き方についての満足度では5割超が満足と回答。一方、収入の満足度は2割にとど まる。また「この1年間にフリーランスの仕事でトラブルを経験した」との回答は 39.7%。 トラブルの内容は「報酬支払いの遅延」(29.5%)、「一方的な仕事内容の変更」 (29.5%)、「不当に低い報酬額」(26.4%)など。 より働きやすくなるために必要なことは、「福利厚生」(43.6%)、「所得補償制 度」(35.7%)、「雇用保険のような制度」(32.9%)など。 連合調査「フリーランスとして働く人の意識・実態調査2021」はこちらからどうぞ
調査サンプル1000とはいえ、50代の方が半数以上というのは驚きです。働く動機について記載がありませんでした。自ら選択したのか、やむなく選択したのか、背景事情によっては収入満足度との兼ね合いも気になります。調査内容の扱い方によっては、自由意志で収入に頓着しない裁量の高い、能力を生かせる働き方、等と誇大宣伝に使われそうです。よく読んで行間から出る「危うさ」に注意しましょう!