厚生労働省は11月2日、「令和2年度 我が国における自殺の概況及び自殺対策の実施状況」(以下「自殺対策白書」という。)を公開しました。2020(令和2)年の自殺者数は21,081人で、前年より912人(約4.5%)増加したとし、男性は11年連続で減少、女性は2年ぶりに増加(935増)したとしいています。詳細は厚労省ホームぺージをご参照ください。
女性・非正規労働者と子供の被害増大の内容がとても辛く、ここまで国民を追い込んだ政策過失を恨めしく思います。トリクルダウンとか市場経済万能とは言っても恩恵から外れる人の殆どは犠牲者として辛い思いをすることになります。誰もこんな世の中は望んでいなかった筈です。選挙前に明らかになっていればと思うものの、政党の政策担当者はこの情報を入手できなかったのかと不思議に思います。今からでも遅くはないので、この白書を読んで、改善の政策を一つでも良いので、公表して欲しいものです。