コロナ禍の生活困窮対策 更なる強化を

11月10日、厚生労働省は8月の生活保護申請数が対前年同月比で10%増え19,202件となったとしました。これは、生活保護法に基づく「被保護者調査」(2021年8月分概数)結果を公表した際のコメントです。また、被保護実人員は203万7,800人で前年同月比1万2,243人(0.6%)減少し、被保護世帯では164万648世帯で、同5,292世帯(0.3%)増加したとしました。厚生労働省の報道発表資料は以下のとおりです。

11月10日、厚生労働省のプレスリリースの内容です。

厚生労働省ホームページ「生活保護の被保護調査(令和3年8月分概数)の結果公表の内容です。

生活困窮者の対応を真っ先ら迫られるのは市町村等基礎自治体です。昨年一年相当な相談を受け行動をしてきたものの、追い付かず、「コロナの支援は届いていない」と批判の的になっています。経済活動に心血を注ぐ前に、足下の国民の心身の状態をしっかりと見極める必要があるのではないでしょうか。困窮者対策に油断は禁物です。

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