連合の2022春闘統一要求方針に企業内最低賃金の「時間給1150円以上」が盛り込まれそうです。非正規雇用労働者の賃金底上げのため、秋の地域最低賃金への影響が大きい企業内最低賃金底上げを全組合に呼びかけるようです。最低賃金の全国過重平均は930円、最高(東京都)は1041円、最低(高知沖縄)は820円です。連合組織内の企業内最低賃金を地域最低賃金に波及させるには方針の地域浸透が鍵で、地域運動の質と広がりが求められます。昨今地域中小事業者から下請け料金の適正化について結構声が出ています。とりわけ運輸事業者の適正運賃普及は国交省が進める内容でもあり、早期実現が強く求められています。企業間格差是正は地域最賃改善には早く具体的に取り組む必要があります。地域運動から政策運動へ広がるよう、地域の労働組合がまとまって行動できたらいいですね。
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