11月8日北海道労働局は令和2年に道内17労働基準監督署・支署が実施した監督指導の結果について公表しました。監督指導を実施したのは6,452事業場で、そのうち何らかの労働基準関係法令違反が認められた事業場は、
4,003事業場(62.0%)に達しました。製造業、建設業、運輸交通業及び保健衛生業に違反が顕著で、内容は「危険・長時間・未払い・条件未開示」が多く、使用停止命令等の行政処分も330件に達しています。詳細は北海道労働局のホームぺージを参照してください。
11月8日に北海道労働局が発表した、令和2年に実施た監督指導取りまとめ結果です。
違反の高い業種は何れも人出不足が顕著なところです。違反内容も少ない人員で多くの成果を求め過ぎた結果ではないでしょうか。賃金は上がらない、労働時間は長くなる、仕事はキツクなる、不満を言えば解雇になる、という状況では、若者に明日を託すというのも無責任が過ぎます。まず、身近な不均衡・違反を是正していきましょう。