連合北海道は３月１８日、２０２２春季生活闘争賃上げ・妥結状況の第１回集計結果を配信しました。集計対象は１４組合・１７，５９３人の組合員で、額・率ともに昨年を下回りました。詳細は以下のとおりです。

連合北海道2022春闘妥結情報 第４号 第１回集計

また、連合本部も同日午前１０時現在の回答状況の集計結果を配信しました。定期昇給と基本給を一律に底上げするベースアップ（ベア）分を合わせた賃上げ率は平均２．１４％で、第１回集計時点で２％に達するのは３年ぶりとしています。７７６組合の加重平均は６，５８１円で昨年比１，０１８円増です。詳細は以下の通りです。

2022春季生活闘争　第１回集計　連合本部

連合本部は記者発表の際、精一杯対応してくれた各社に対して敬意を表すると随分持ち上げています。ただ、上場企業の株主配当はドンと跳ね上がっていて今期は５７７社で３年ぶりの最高額に達するとしています。配分比率として妥当なのでしょうか。

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連合北海道春季生活闘争本部は３月１７日、妥結情報第１号で第１先行組合４単組の妥結内容を配信しました。以下の通りです。

２０２２春闘・妥結情報第１号　連合北海道　春季生活闘争本部

中央の集中回答内容は新聞各紙で報じられており、自動車・電気・鉄鋼の先行グループはほぼ満額回答です。詳細な状況は以下の通りです。

２０２２春闘集中回答日の状況を報じるオンラインニュース

中々、これから取り組みが始まる地場中小には高嶺の花ですが、環境改善は要求と協議からです。頑張りましょう！

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３月４日、北海道労働局は１月の雇用失業情勢に関するLabor　Letterを発表しました。全道の有効求人倍率は１．００倍と前年同月ほ０．０５Ｐ上回ったとしました。ただ、正社員求人は０．７８倍（前年比+0.02Ｐ）となっていて、直近１３カ月間１度も１倍超えていません。非正規労雇用の求人が主流という本道特有の不安定雇用体質から脱却できていません。詳細は以下のとおりです。

北海道労働局　Ｌａｂｏｒ　Ｌｅｔｔｅｒ（令和4年1月の雇用失業情勢）

札幌地区連合内の「さっぽろ労働相談センター」では今日、２月の相談状況の分析会議（雇用センサス会議）を開催しています。２月の相談状況では福祉・介護分野からの相談が急減しています。分析では、相談してどうなるものではないという刹那的状況下に置かれている労働の心理が影響しているのでは、としています。詳しくは札幌地区連合ホームページをご参照ください。

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ＣＵＮＮ加盟組合の皆さんが作成したオリジナルの２０２２春闘テーマソングが配信されました。以下のとおりです。作詞・作曲・歌・コーラス・演奏そしてＰＶ作成に出演すべて手作りです。

◎  ＣＵＮＮメール通信  ◎　Ｎ０．２１０６　２０２２年３月１５日
１．（報告）賃金を上げよう　２０２２春闘のテーマ／オリジナルソングを公開／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　プレカリアートユニオン

〈プレカリアートユニオン委員長　清水直子〉
　春闘のテーマソングを公開しました。
　作詞・作曲は書記長、歌は私が歌い、演奏は組合員によるオリジナルです。
　ご覧いただければ幸いです。

「さあ、みんなじっと我慢しないで　組合に入って賃金上げよう」
https://youtu.be/C5Vine3IprM


賃金を上げよう　２０２２春闘のテーマ

作詞・作曲：稲葉一良

【アタマサビ】

賃金を上げよう　賃金を上げよう
春闘でどんどん上げよう

【1Ａ】
上がり続けるよ　いろんなものの値段
「原材料の高騰」って　最近よく聞くな
【1Ｂ】
社会保険に消費税　負担が増えるなら
それに併せてお給料　上がらないもんかな
「ああ、段々、生活が苦しくなってたよ」
「だったら労働組合に入ろう」

【1サビ】☆
賃金を上げよう　賃金を上げよう
春闘でどんどん上げよう
賃金を上げよう　賃金を上げよう
春闘で今すぐ上げよう

【2Ａ】
「ナントカノミクス」で　暮らしはよくなった？（全然。）
小さなマスクで　幸せになれたかい？

【2Ｂ】
誰かにお任せの　諦めStyleより
自分で動かないと　生活を変えなきゃ
「でも、どうやって？」
「会社と交渉しようよ」

 【2サビ】
☆繰り返し

【3Ｂ】
物の値段が上がるのに　給料変わらきゃ（はぁ、色々我慢しないとなぁ）
暮らしはどんどん　悪くなる
だからためらわずに　みんなで会社と交渉しよう

【ソロ】（ナレーション）
ＯＥＣＤ主要加盟国の中で日本の賃金だけがこの20年間上がらない。
働く人の暮らしはどんどん苦しくなる。
一方、企業には多額の内部留保。コロナ渦で過去最高額を記録。
安心して生活するために、労働組合に入ろう。
賃金が上がっても会社は簡単には潰れない。
さあ、勇気を出してみんなで一緒に会社と交渉しよう。

【大サビ】
☆繰り返し
「上げるよ」
☆繰り返し
さあ、みんなじっと我慢しないで
組合に入って賃金上げよう

作詞・作曲　稲葉一良
歌　清水直子
ナレーション　清水直子、稲葉一良
コーラス　ババカヲルコ、美澤良之、清水直子、稲葉一良、郡山喜行
演奏　稲葉一良（ベース、ギターほか）、美澤良之（トロンボーン）、
レコーディングエンジニア　郡山喜行
撮影　郡山喜行、佐竹雄次
映像編集　郡山喜行、
出演　郡山喜行、ババカヲルコ、佐竹雄次、美澤良之、清水直子、稲葉一良

制作　プレカリアートユニオン
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コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク　　
　　　　　　　（発行責任者：岡本）
〒136-0071江東区亀戸7-8-9松甚ビル2F下町ユニオン内
TEL：03-3638-3369　FAX：03-5626-2423
https://cunn.online　　E-mail：shtmch@ybb.ne.jp　

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３月１０日、札幌平和運動フォーラムは加盟労組等に対して、フォーラム平和・人権・環境が発表した声明「ウクライナ支援に名を借りた、防衛装備品の提供に憂慮する」を配信しました。この度の岸田政権によるウクライナへの防衛装備品提供の閣議決定と、自衛隊機を使用して空輸したことに対するものです。以下の通りです。

「ウクライナ支援に名を借りた、防衛装備品の提供に憂慮する」声明

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ワークルール検定は２０１３年、ＮＰＯ法人職場の権利教育ネットワーク（札幌市）が、「職場で働く際の労働法上の決まりについて、正確な知識を獲得すること」を目指し実施したものです。全国初です。２０１４年には実施規模の拡大と社会的信頼性確保等をを見据え、連合本部と連携して「一般社団法人日本ワークルール検定協会」を設立しました。以降、ワークルール検定の定着は着実に進んでいます。２０２２春の本検定が以下の内容で実施されます。道内は２カ所（札幌市、稚内市）で実施されます。奮ってご参加ください。札幌地区ユニオン加盟組合では中級・初級とも毎年多くの合格者が出ています。

1．日　時　２０２２年６月１２日（日）　
　　　　　　【初級】11：00～11：45　（10：15　受付開始）
　　　　　　【中級】13：30～14：50　（12：50　受付開始）

　※　初級・中級同時受検可能。ただし、初級を受検せず、中級のみの受検は不可。
　　　また、初級・中級同時受検において、中級を合格し初級が不合格だった場合
　　　には、中級合格を保留とします。そして、再度初級を受検していただき、初
　　　級の合格が確認できしだい、中級合格を認定し合格証を付与します。

2．会　場　【初級】札幌会場：かでる　２．７「８２０研修室」
　　　　　　　　　　　　　　　(札幌市中央区北2条西7丁目)

　　　　　　　　　 稚内会場：稚内市東地区活動拠点センター「軽体育室」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (稚内市潮見3丁目1-1)

　　　　　 【中級】札幌会場：かでる　２．７「８２０研修室」
　　　　　　　　　　　　　　　(札幌市中央区北2条西7丁目)

3．初級ＷＥＢ講習および中級事前ＷＥＢ講習について

(1)初級WEB講習

・検定に先立ち、WEBにてワークルール講座（無料）を実施します。
・本検定の受検にあたっては、このワークルール講習を事前に受講してください。
・5月下旬に申込時に記載していただいた個人メールアドレスに、日本ワークルール
　検定協会が動画視聴用のURLを送ります。
　動画は検定前日の6月11日（土）まで視聴可能です。
・受講にあたって、準備していただくテキスト等はございません。


(2)中級事前WEB講習

・希望者のみで、受講資格は問いません。中級検定を受検されない方でも受講可能です。
・5月中旬を目途に申込時に記載していただいた個人メールアドレスに、日本ワーク
　ルール検定協会が動画視聴用のURLを送りします。
　動画は検定前日の6月11日（土）まで視聴可能です。

・講習には『ワークルール検定　中級テキスト第5版
（旬報社・2022年3月下旬発行予定）』を使用します。各自ご準備ください。


4．主　催　一般社団法人日本ワークルール検定協会

　※　構成団体：ＮＰＯ法人職場の権利教育ネットワーク、連合、中央労福協、
　　　　　　　　教育文化協会、ＮＰＯ法人働く文化ネット、旬報社


5．受付期間：2022年３月７日(月)～ ５月１２日(木)まで

　　※　定員に達した会場の受付は、受付期間内でも募集を締め切らせていただきます。


6．申込方法

　日本ワークルール検定協会公式ウェブサイト（こちらからどうぞ。）
より申し込みのうえ、クレジット決済もしくは指定コンビニエンスストアで 
受検料をお支払いください。


7．受検料

　　・初級　2,900円（税込、検定・講習料）

　　・中級　4,900円（税込、検定料）　

　　・中級事前WEB講習　5,000円（税込、講習料）

8．その他

　詳細は、日本ワークルール検定協会公式ウエブサイト
　で確認してください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2022春ワークルール検定のチラシ印刷はこちらから

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今年の最低賃金議論に備えたＣＵＮＮ中央行動の仕込みです。全国の労働者が最低賃金１５００円・全国一律化を求めているのだ、という声を届ける取り組みです。以下の署名用紙に多くの賛同を集め、中央最低賃金審議会会長に届けます。５月末提出です。５月１５日を目標に取り組みます。札幌地区ユニオン加盟組合の皆さんは、署名用紙を印刷の上取り組み方お願いします。ガンバロー！

◎  ＣＵＮＮメール通信  ◎　Ｎ０．２１０５　２０２２年３月９日

１．最低賃金署名取り組みのお願い

最低賃金の引き上げ、生活できる賃金の実現にむけて、全国ネットでは、２月に全国
同時アクションをよびかけ、１５都道府県のユニオンから取り組みの回答、報告が寄
せられました。

情勢としては、中央最賃審議会・制度見直しの全員協議会の意見とりまとめが来年度
中へと１年見送られ、また、経営者団体側からの引き上げへの強い反発が顕著になっ
てきています。

引き続き、今すぐ全国どこでも時給１０００円以上！そして１５００円に！の声を上
げていきましょう。
６月下旬頃には開催される中央最賃審議会にむけての取り組みとして、添付した以下
の署名への協力を全国運営委員会では確認しています。

中央最低賃金審議会会長宛の「最低賃金１５００円と全国一律最低賃金制度の確立を
求める署名」が、全国一般全国協議会によりよびかけられ、現在、各地で取り組まれ
ています。

要請項目は以下の三点です。

１．最低賃金を時間額１５００円とすること。
２．全国一律最低賃金制度に向けた制度改正を行うこと。
３．すべての最低賃金審議会を完全公開すること。

２０２０年に全国ネットで独自に取り組んだ署名の要請事項と重なるものです。

取り組める団体は、コロナ禍ではありますが、積極的に署名集めに取り組まれるよう、
よびかけます。
５月末頃に提出する予定のため、全国ネットとして５月１５日までに事務局でとりま
とめていきたいと考えています。
全国ネット事務局まで送付をお願いします。

「最低賃金１５００円と全国一律最低賃金制度の確立を求める署名」用紙はこちらです。

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コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク　　
　　　　　　　（発行責任者：岡本）
〒136-0071江東区亀戸7-8-9松甚ビル2F下町ユニオン内
TEL：03-3638-3369　FAX：03-5626-2423
https://cunn.online　　E-mail：shtmch@ybb.ne.jp　

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北海道内の最低賃金議論は８月には終結します。始まりと中間議論がはっきりしません。北海道の労働者の声も中央へ届けることが必要です。

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