CUNNは8月22日メール通信NO.2194を配信し、わたらせユニオンが栃木県最低賃金審議会の答申に対して8月19日付で異議を申し立てたことを報じました。以下の通りです。栃木県の最低賃金はBランクで現行の882円から31円引き上げとし913円とする答申が出されていました。
◎ CUNNメール通信 ◎ N0.2194 2022年8月22日 1.栃木最低賃金審議会答申に対する異議申し出/わたらせユニオン 〈わたらせユニオン書記長 嶋田〉 栃木最賃審議会の答申に対する異議申し出を行いました。 異議申し出書を添付します。 総務省が8月19日発表した7月の全国消費者物価指数では、生鮮食品を含めた総合が、 前年同月と比べ2・6%上昇し、食品や電気代など生活に欠かせないモノやサービスを 示す「基礎的支出」の指数は4・6%の上昇となっています。今回の栃木の3.5%の 引き上げでは実質的な賃下げになってしまいます。 異議申し出は、8月23日の第4回最賃審議会で却下され、10月1日から31円引き 上げになると思いますが、9月末にはあらためて、労働局長に再度の改定諮問を申し入 れたいと考えています。 8月19日付で労働組合わたらせユニオンが提出した栃木県最低賃金改定に対する 異議申し立てはこちらです。 …………………………………………………………………………………………………………………………………… コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク (発行責任者:岡本) 〒136-0071江東区亀戸7-8-9松甚ビル2F下町ユニオン内 TEL:03-3638-3369 FAX:03-5626-2423 https://cunn.online E-mail:shtmch@ybb.ne.jp ……………………………………………………………………………………………………………………………………
物価上昇の懸念が現実視される中、労働条件改善を図り労働者の生活安定に資するには少なくとも物価上昇率を上回る「改定」が必要というのが主旨です。まことにもっともな申し出です。臨時国会の議題として提案されるべきだと思います。