21日に再協議に入った中央最低賃金審議会は22日未明に入っても決着せず一旦中断・水入りとなり、22日15時に再開としました。労使の隔たりというよりは、公益・使用者・厚労省が労働者側委員を説得できないという状況に見えます。審議会冒頭に厚労大臣が首相の意を100%代弁し、雇用優先を公言した以上後に引けなくなったというのが現在の状態です。忖度に走る公益・省庁と与党支援をひけらかし我田引水を図る使用者側を相手に労働者側委員は見事に粘っています。敬意を表します。今の奮闘は、たとえ「目安」決定に至らなくても、後の運動のエネルギーになります。妥協せず頑張りましょう!経営側が主張する「経済指標は最悪の状況」は最賃凍結によって改善するものではなく、政府の主張する雇用拡大が最賃凍結によって担保されるものではありません。脅しに負けず頑張りましょう!
非正規労働者・低賃金労働者の最賃引上げの声と要望を北海道地方最低賃金審議会へ
届けましょう。以下番号にFAXを送付しましょう。様式は気にせず、生活できない
のだという声を直接届けましょう!
送付先:北海道地方最低賃金審議会 会長 加藤智章 様
FAX 011-756-0056
中央最低賃金審議会がどのような結果にいたろうとも、北海道地方最低賃金審議会は開催されます。北海道の労働側委員各位は今の中央の粘りを活かして徹底した議論を進めてもらいたいものです。私たち労働者は支援のために、FAXによるい相も変わらず非公開の審議会です。非公開の理由は「本会議は、公開することにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがあるため非公開とする。」ということです。