休暇中に働くことを何故推奨できるのか?

「ワーケーション」に関する記事を良く目にします。長期休暇をリゾート地や人里離れた自然地域で過ごし仕事もするということの様です。結局家に仕事を持ち込む風呂敷残業としか聞こえません。北海道でも自治体が率先して通信環境、長期滞在中の仕事環境やレクリエーション設備等を整備しています。のんびり静養しながら仕事して下さい、ということです。働き方改革で力を込めて説明した「ゆとり、豊かさ、人間らしい過ごし方」とはこんなもかと思うと情けないの一言です。これに乗っかり商品づくりする会社もあって、それも結構な大企業だし、こういう姿勢は「エコノミックアニマル」って言われるんだろうとツクヅク思いました。労働政策研究・研修機構のメールマガジン労働情報/第1608号で関連記事が配信されていました。紹介します。

「ワーケーションは従業員の生産性と心身の健康の向上に寄与/民間調査」

NTTデータ経営研究所、JTB、日本航空は27日、新しい仕事のスタイルである
「ワーケーション」(リゾート地など普段の職場とは異なる場所で働く仕組み)
の効果検証実験結果を発表した。ワーケーションを経験することで、(1)仕事と
プライベートの切り分けが促進される、(2)情動的な組織コミットメント(所属意
識)を向上させる、(3)実施中に仕事のパフォーマンスが参加前と比べて20%程度
上がるだけでなく、終了後も5日間は効果が持続するなど、生産性・心身の健康に
ポジティブな効果があることが分かったとしている。

NTTデータ経営研究所の効果検証実験結果の発表内容


JTBの効果検証実験結果の発表内容


日本航空の効果検証実験結果の発表内容

連合北海道では8月4日12時20分から北海道労働局が入居している第1合同庁舎前で大集会を開催します。北海道の地域最低賃金引き上げを目指し当事者組合員と共に、市井に「最賃引上げ1000円に」をアピールします。7月22日の中央最低賃金審議会答申に負けず、諦めずに頑張りましょう!以下の行動も含めて。

非正規労働者・低賃金労働者の最賃引上げの声と要望を北海道地方最低賃金審議会
へ届けましょう。以下番号にFAXを送付しましょう。様式は気にせず、生活でき
ないのだという声を直接届けましょう!

送付先:北海道地方最低賃金審議会 会長 加藤智章 様
    FAX  011-756-0056

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