営利優先・経済至上主義の犠牲は大きすぎる

1981(昭和56)年10月16日、北炭夕張新鉱で爆発事故が起きました。犠牲者は93人に達し戦後最悪の炭鉱事故として報道されました。今日の新聞各紙には市民団体による継承行動や生存者等の伝承記事を掲載しています。発生直前まで坑内作業員から異変が報告されガス漏れ対策を求める声があったそうで。今でも人災の指摘は止まず営利優先と行き過ぎた合理化が人命軽視につながったとしています。今日の朝刊に掲載された記事です。

2021年10月16日の朝刊記事(一部)です。

2021年10月16日の朝刊記事のPDFです。

炭鉱事故の場面は映画・ドラマでよく演じられます。「幸せの黄色いハンカチ」でも、高倉健さんが爆発直後の鉱山から仲間を抱えて出てくるシーンがありました。何とも悲惨な状況です。当時を経験した炭労組合員の方のお話を聞く機会がありました。鎮火のための坑内注水・坑口閉鎖は断腸の思いどころではなく、怒りはどうしても会社・国へと向かう、そうして被害主張し続けないし供養にもならない、と聞かされた時は、相槌すらできませんでした。

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