昨年末からの異常気象が続いています。14日も発達した低気圧の影響で札幌市内は暴風雪状態です。そのためJR北海道は14日午後9時以降、札幌駅発着の全列車を順次運休し構内除雪を始めました。15日の始発からの再開を目指していましたが除雪は追いついていません。15日・午前11時過ぎの時点で全道の特急73本と快速エアポート58本を含む列車381本が運休となっています。15日午後には天気の回復が見込めるということなので、怪我の無い除雪作業終了を祈りましょう。北海道新聞の電子版に写真と共に緊迫した記事が掲載されています。
災害級の大雪対応に札幌駅構内の除雪に取り組むJR 怪我の無いよう祈ります!
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の記憶がよぎります。災害支援のため札幌市からも多くの「人手」と機材が駆け付けました。そして札幌市内ではこの年の12月から1996年1月にかけ大雪となり、緊急除雪を求める声が多く挙がりました。ただ、このとき札幌市内の多くの重機が同震災の災害復旧にあたっていたため、住宅街の生活道路まで行き届くには時間を要していました。この時に開始されたのが札幌地区連合会の「除雪ボランティア」です。当時は、青年委員会を中心に活動していました。今は、もう少し大がかり・大編成で実施しています。本年の除雪ボランティアはニーズが更に増えそうです。ここも怪我の無いように祈ります。何事も「人」の力と知と心が必要ということでしょうか。